ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

ボドゲ評

合宿で遊んだもの

 久々に遊んだものから買った週末が合宿だったものまでいくつか遊んだボドゲについて簡単レビューなど。

  • コヨーテ・全員が数字の書かれたカードを1枚額に当てて全員の合計値を予想しながらカウントアップしていくチキンレースゲーム。合宿のオープニングゲームとして多人数でできる手軽なものをと久々にやったんだけど自分の数字が何なのかがわからないだけで本当に推理力が試される。一応これまで出た数字から残りのカードの数字をある程度予想できるけどリセットされるのでそれまでのカウンティングが水の泡になったりするのが肝だったなぁ。
  • マイリトルエバーデール・村を育てるワーカープレイスメントゲーム、エバーデールの簡易版。かなり削ぎ落とされていて順番に3人の仲間を一人ずつ置いて手に入るのは基本的に3種の材料と点数のチップだけ。材料を使って村の住人を増やしたり建物建てるというわかりやすさ。本家くらいの要素が絡み合うほうが好みだとあっさりし過ぎだろうけどワカプレ入門としてはかなり最適解なゲームだなぁと。
  • サグラダ・5色のダイスを振ってそれをステンドグラスに見立てて5x4の格子にはめていくパズルゲーム。いずれ買おうと思っていたのを6人拡張まで買って参戦。ルールは簡単だけどゲームは難しいの典型で悩ましいことこの上ない。デジタル版(4人までだけど)で修行を積んできたけどあまり役に立たなかったなぁ。非常にリプレイ性の高いゲームだなと感じたし実際何度も遊ばれてた。ゲーム終了時の見栄えもいいので自分の作ったステンドグラスの名前なんかもふくめて感想戦も楽しい。
  • バーテンダウト・カクテルを作っておすすめするゲーム。ただし本物か偽物かは呑んでみないとわからないので突き返すことも。まぁいわゆるブラフ&セットコレクションゲームなんだけどちゃんとしたレシピのお酒をおすすめされて呑むか突き返されて呑むかしないと点数にならない。だいたいちゃんとした酒は飲まれちゃうしちゃんとしてない酒は突き返されちゃうのでブラフのかけ方が難しい。どうにも嘘が苦手なのでこのゲームも苦手だけど、ブラフゲームとしては簡単で面白いのよね。
  • いかだの5人・人を一人持ち上げて海から板を1枚拾い上げて持ち上げた人をお模試に板を置いたら自分の宝箱も置くを繰り返していくだけのバランスゲーム。人を置いて宝箱を置くというのが実に邪魔で次が置きにくいしどこに荷重がかかっているのかがわからなくなっていくのが面白い。どこかで一気に崩壊するのか持ち上げたのだけが落ちるのかやってみないとわからないのが見ているだけでもハラハラして良い。
  • イグゾースト・手札から役になるカードを置いて言って、起ききらず出せなくならないようにするチキンレース。久々に遊んだのだけどシングル(1枚をカウントアップで置く)のどの色がおけなくなるのか、ペアが、3カードがとできるだけ枚数の少ないものを先に出していきたいのだけどそうも行かず、結局ギリギリのところでブタを5枚とか出す羽目になって持ってる時間停止魔法(手番スキップ)の減らし合いをして決着する感じでバランスはいいしひりつくチキンレースをすることになるので面白い。負けぬけゲームなので順位がつかないのだけども。
  • アクワイア・ホテルのM&Aをテーマにした株ゲー。今回持っていったACPの一角でまぁ長く遊ばれているゲームなので遊ばせたいなと持っていったわけだがやっぱり完成度が高くて、一度やって感覚掴んでからが面白いけど勝てると入ってないと行った感じが良いバランスのゲームだなぁ。適度なランダムさが世の中の揺れのようでままならないのも含めて面白い。一人面白さにはまっていたのでしめしめといったところw
  • ファイユーム・ナイル川のほとりを開拓していくデッキ構築ゲーム。手札や資源を使って開拓していったりデッキに新しいカードを入れたりしていくのだけどデッキ構築味もありながらエンジンビルド味も感じる。盤面上では絡むけどインタラクトはあまりないのでいかにコンビになるカードをデッキに入れてどういう順番で使うかを考えるのだけどそのために盤面を開拓して、カードを買うタイミングでは新しいカードが他人のキラーカードだったりなんてことも起こってままならない。途中までいい感じで建築デッキが回ってたんだけどキラーカードになるはずの大橋が出てくるのが1手番遅くて1回しか使えずに管理できなくなったのが悔やまれる。
  • アズール・大聖堂の壁のタイルを作るピック&セットゲーム。本セットではなくミニを持っていってたので遊んでもらったが最初のプレイでは真ん中に山と集まってそこから取らざるを得ずに無事減点という感じになってたけど続け様にやった2戦目はちゃんとその辺も考慮して進めていたので点数が伸びていた。拡張やプロもが色々出ているけど手軽に遊ぶには基本で十分な程度には面白い。
  • ストーンエイジ・一族をダイスに見立てて資源を集めて発展させていく名作ワカプレ。ワーカーの配置とその後のダイスでの資源集めなんかが非常にマッチしてて流石に面白い。基本的な得点は集めた資源で家を立ててその使った資源分の点数が入るのだけど自由に費やせるものと決められているものと色々あってワカプレの妙で取る順番なんかでままならないことになる。その他にもセットコレクションとか要素の個数の倍率だとかボーナス得点的なものもあってうまいこと狙っていくことになるのが良く出来ているなぁと思わされるのよね。

 今回はこんな感じ。ストーンエイジはSteamで新しいデジタル版が去年出てそれでやりたくなったところだったんで紹介できて満足してしまうインスト病だなぁw