ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

今回も長いよ~

合宿二日目のゲーム

 流石に中日の二日目は朝から晩まで飯風呂トイレと休憩以外はゲーム遊び放題なので本数は一応増えるけど、重めのゲームも遊ばれるので時間のかかるものもあるからその分減ってまぁ1日目とトントン+αくらい。でも31本が遊ばれた。
 起きて広間下りたらすでに隅っこでゲームが行われていて、そのうちに朝ごはん。ニチアサを見たり朝風呂入ったり二度寝したり以外はぼちぼち別れてゲーム開始。昨日書いたゲームは飛ばして軽いレビューを。

髑髏と薔薇

 髑髏か薔薇のコースターをおいて何枚めくれるかを競るだけのブラフゲーム。一枚目に髑髏置いてブラフかけるならすぐにチャレンジ始めないで3周以上してるほうがぐっと面白くなるのよね。自分のめくるリスクは一応下がるし、最初のチャレンジ枚数を積んである枚数にすればさらに信憑性が。競りはチキンレースなんでキーになる数字がどこかの読み合いだし。

ロール・フォー・ザ・ギャラクシー

 宇宙開発ダイスゲームでフェーズプロットが特徴で、誰か置いてくれると思ってたのに~とか、ありがとうそこ置いてくれると信じてたという会話が乱れ飛ぶプロットのところに心理戦がある。あとはダイスの出目と、タイルの引きというかなり運要素が強くなるんだけど、それはタイル引く枚数増やせばいいし、ダイスコントロール系の開発をすればいいしとある程度のコントロールはできるが・・・まぁままなりませんわね。結局VPチップ切れで終了フラグの出荷型勝負だった。

チャイナタウン

 10年以上前の土地や建物を交渉で売買や交換をして、6年間でいくら稼げるかというわりとガチ交渉ゲームなんだけど、うちの合宿ではよくプレイされていて、主に誰が魔女なのかを知らしめるために行われるという伝統がある。今回も二人の男子が三人の魔女の食い物にされておりました。基本的にはあと何年あるからあとどれだけ利益が出るだろうからこれだけ寄こせというガチ交渉がメインの良作ゲームなのよね。
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昼ドラ川柳

 混ざりたかったが混ざれなかったゲームの一つ。何回か立ってたんだけどどれも時期を逃した。その名の通り昼ドラのあるあるな文言で575の川柳を作る大喜利系ゲーム。これも作った川柳をちゃんとどんなシチュエーションを詠んだものなのかまでをふくめて大喜利するのが面白いんじゃないかなぁと思う。ただ、今は昼ドラ文化はわりと遠い昔で、深夜ドラマ川柳とかのほうが感じはつかめるのかなぁとも思う。
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ふたつの城の物語

 最近レビューしたばかりの両隣と協力してそれぞれ一つ、計二つのお城を作って点数の低いほうが自分の点数になるというドラフト建設ゲーム。7人までできるのと、ドラフトなのでさくさく進むのがいい。私は右側で地下七階層、地上三階層で塔がその上にあるヤバい城と、シンメトリーで真ん中に塔がある(右はビアガーデンで左は迫りくる壁の間だけど)わりと美しい城を建てて、左のが点数高すぎて右にもう少しテコ入れするべきだったと思ったり。でもこのゲームはやっぱり好き。ただ、アイコン小さくて老眼に厳しいw

ソクラテスラ 死のプレゼンテーション

 拡張入りなんでアルティメット偉人バトルで珍奇な千手観音が出来上がったりするようになった。隻腕でアルティメット偉人バトルになると左腕だけ五本とかになってしかも全て数値が倍になるんで案外強かったりする。それ以外にも、聖杯戦争のルールがただの数値の比べ合いではなく大喜利があったりもするのでガチガチな感じよりも珍奇な名前が通りやすくなったのはいい感じ。

白雪姫のアップルーレット

 正体隠匿系でラブレターのようなギミックもありながら正体絞っていくというのと、手元のりんごが流れまわっていくのでいま食えるりんごが目の前にあるのか?白雪姫やロゼが誰なのか、誰が味方で誰が敵なのか、どのあたりから露骨に連携していくかなどいろいろ考えながら進めることができるので、人狼系苦手でもやりやすいゲームではある。ゲーム終了時に女王は目の前に毒りんごがあれば直接食わせられるのも秀逸。
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なかぬきパラダイス

 これもある程度条件に縛られたブラフゲーム。案件に書かれた予算額を超えないように予想して中抜きする額を裏向きに提示して一斉にオープン。全員の出した中抜き額が予算を超えていなければその中抜き額が点数に。カードには1~5の数字なので複数枚出してブラフをかけることもできるし、順番に出していくので予算を超えさせて多く中抜したカードを亡き者にしたりとテクニカルに動くことも必要。手札の補充をするときは案件に参加できないのでそのタイミングも見計らう必要あり。

サイズ/大鎌戦役

 メインボードを変転の大地で作って戸川とアルビオンも選択肢に入れた拡張ありで。さすがに風邪に舞う策謀とキャンペーンは無し。変転の大地だけでもかなりセオリーが崩れる(本拠地も隣り合う勢力も変わる)ので慣れ親しんでいても戦略に変化を持たせなければいけないのと、遭遇に一捻り加わっているものが混じっているので(11種類目の星章置き場とか)新鮮に遊べる要素が増えてまだ息の長いゲームになりそう。流石に今回は1回しか立たなかったがそれが普通w

フォザナドゥ

 運送会社になって荷物を選択して運んでいくのがメインのワーカープレイスメント。資源が細かく別れてなくて、並、上、特上の品質になっているのが特徴的。依頼の品は届ける場所と対になっていて、その場所に決められた品質の資源を持っていくというのが基本。全員のベースとなる港から遠くなれば遠くなるほどマジョリティをとったときの得られる点数が高くなる。ワカプレ要素は3種類の行動を何回行うかという配置があって、行動回数少なければ資源がもらえるので最適解を模索する楽しみもある。机の上に盤面広げると宿の机でいっぱいいっぱいなので難しそう、複雑そうとぱっと見感じるけど、割とルールは簡単だったりする。
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私の世界の見方

 連想ゲーム系のコミュニケーションゲーム。質問内容の穴開きのところに入る文言を手札から提示してシャッフルして開示、誰の提示したものかわからぬまま親が一つを選ぶというもの。ランダムな回答も混じっているのでうまくそれを避ける必要もあるけど、まぁお穴埋め大喜利としては親の感性といいネタが噛み合うかどうかというのもある。このゲームも参加したかったがタイミング合わず。ルールも簡単だしひねり出すというよりはフィーリング系なので誰でも遊びやすくて盛り上がる。

バニーキングダム イン・ザ・スカイ

 バニーキングダム拡張入り。ドラフトして2枚ずつカードをプレイして盤上の領地を広げたり戦力の異なるお城を建設したりして産物をうさぎの王に献上して得点していく。まぁうさぎコマが徐々に盤面を埋め尽くしていくのは見ているだけでもにぎやかで楽しい。基本はドラフト->配置->建設と進んでいくのでダウンタイムも少なめ。ただ、産物や戦力の掛け算になっているので点数のインフレはすごい。見た目の派手さに比べればルールは簡単。イン・ザ・スカイはやったことないのでやってみたかったかな。
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アキハバラーメン

 2年間でラーメンを開発し、常連客などを増やし、お店を繁盛させるというのが目的でこれもかなり広いテーブルが必要になるほどマトリクス状にカードが並ぶ。酒魅人のスーパーナンバーワンゲームスが作ったので珍奇なラーメンを作る大喜利要素もあるし、ちゃんと疲労度やら端麗/濃厚なんかの組み合わせ要素もあるし、手番が早ければ選び放題で遅ければ絞られた中からしかとれないので順番大事。ただ後手番はブームに乗れば点数稼げるというのもある。セッティングが大変だけど始めると割とサクサク遊べる。

マジェスティ A面

 村に人を配置してお金=点数を得ていく拡大再生産系ゲームなんだけど、合宿で遊んだときは中世という時代が悪いんや~と叫びながら兵士で他の村の住人を施療院(ゲーム終了時に1枚毎に-1点)に送り込むプレイが横行して、騎士でガッチリ固めた村以外がひどい目にあってた。結局武力は力だよと言わんばかりに一番兵士配置した村が勝って守ってた村が2位だったがw

ゲット・スイート・ラブ

 女子に属性を付けていって告白して恋人同士になって最もイケてる彼女を決めるゲームなんだが、普通は8個(ロの字に配置する)の属性のうち角の4つだけが伏せられるんだけど、いきなり不思議ちゃんがついた娘は残り7個全部ふせられてて、いざ恋人同士になってめくってみるとまぁ引くくらいのマイナス属性のオンパレード。おかげでその子以外は全員プラスだったわ。-29点はうちの合宿とかでやったゲスラブで最低得点じゃないかなぁw
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コロレット 10周年記念版

 名作もやったことのない人増えてるしということで10周年記念版を。追加要素は金のカメレオンくらいなんでゲーム性であるチキンレースは十分に。3枚まで置ける人数分のエリアに7色のカメレオンを1枚引いて置くか、エリアの一つにあるカードすべて引き取ってそのラウンドから抜けるという単純なゲームなんだけど、3色までを選んでプラス得点、それ以外はマイナス得点になるというのがみそ。1枚なら1点だけど指数的に点数は増えるので、プラスはもちろんだがマイナスになる分は少ない枚数に抑えたい。静かに漁夫の利を得ていった初プレイヤーが勝ったりするのも面白いところ。

クー

 正体隠匿とブラフという相容れなさそうでうまいこと融合した蹴落としゲーム。最初は2つの役職カードがあるんだけど殺されたりダウトをしくじると片方公開してカードが1枚に。ゲームの基本は役職を宣言してその行動をするだけなんだが、チップを7枚集めるとクーという問答無用で1人殺すことができるので、どうにかそれを防ぎつつ、何なら暗殺者やブラフでダウトを誘って取り除くなど色々やることがある。このゲームをするとなんか変なテンションになるやつが多くてうちの合宿では流行りのゲーム。もちろん内容も面白いけど。

今日も帰れない

 社畜ゲームを二日目の最後にやっているメンツが社畜マンばかりなのはどうしたものかw
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 二日目の夜は朝までということはなくこの日の31ゲームが3時過ぎに終わった。人狼も3回から2回に数減らしたりして結構みんなおつかれモード。私はお腹いっぱいでおねむになってたので今日も帰れないなんてゲームのセッティングする前の写真しかないしね。