ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

半年ぶり

小さなボドゲ会開催

 ホントは月一くらいで小さな例会を開催したいんだけど自分の体調の問題とか集まりがそこまで良くないとか色々あって年始の合宿のあと一度も開催できずに7月後半に2週連続で開催となった1週目。連休までの暑さに比べるとだいぶ落ち着いてそれでも暑いけどまぁ冷房効いてる部屋で遊ぶにはいい季節ではある。このところ雨も少ないのでちょっとつらいが当日降られるよりはマシ。
 11時に集まって5人で4ゲーム遊んで18時半頃終了。その後飲み会という名の感想会で魚金にふられて文蔵に入って酒と肴を美味しく頂いたのでした。文蔵も入ったことがなかったやつがいて私はサークルの呑みでもけっこう使ってた店だったのでうまいもの勧められたので良かった。今週末もあるのでおんなじ感じになるんじゃないかなぁと。
 日曜日は朝からHDDの換装のためにファイル整理とかやって午後から転送作業に入ったんだけど、うちの構成はCドライブは内臓でSSD1TB、残り3つは筐体正面からつけ外しができるユニットになっててUSB外付け化してファイル転送した入れ替える6TBと一番容量のない2TBを入れ替えることにしていた。なので2TBの内容も空いた4TBに転送しておいて空にして取り外し6TBを入れる。ここで問題発生。6TBと3TBは認識してるんだが4TBが認識していない。入れ替えるまで4TBは認識してたしなんなら入れ替えた6TBが認識しないならわかるがわけがわからない。電源切ってBIOSで認識しているかも見たけど認識してないので壊れたか?とユニットの位置を4TBと6TBで入れ替える。と、どっちも認識しなくなるという更にわからないことに。電源切ってユニット全部抜いて筐体開けて配線確認して掃除してユニットの上から順に6,4,3TBの順に戻してBIOSで確認したら認識しててちょっとホッとする。そのまま立ち上げても認識してたのでドライブレターとボリュームを書き換えてパスが元のとおりになっているかをチェックしてだいたいなんとかなってたので一応完了。時計を見たら17時半でした。面倒だったので近所の銀だこでたこ焼き買ってきてそれとまだ食べきってないバス旅行の持ちよりおつまみおかしを食べながら一杯やって22時過ぎに寝たのでした。

  • アクロポリス:一人遅れてくるのでその前に4人でアクロポリスを。タイル配置、エリアカウントのゲームでタイルの取り方はスパイスロードのように遠いところは石をその分払う(これは銀行に行くけど)とか青街は一番多く繋がっている塊の大きさ、黄色は離れている塊の数、赤は外周、紫は6方(ヘックスなので)を囲まれている数、緑はそのまま数え、それぞれの色の広場に倍率が書かれていて最終的にそれをかけて得点となる。タイル配置は最低一辺がつながるようにの他に最低2タイルまたいで上に積むこともできて2段めは点数が2点(2タイル分)、3段目は3点とそのタイルだけ基礎点数が高くなっていくのも面白いところ。まぁできて4段目が1、2箇所だけど広場の倍率が高めな緑(タイル数が少ない)は平場に置かず高い位置に置ければけっこうな点数になる。遊びゴチも軽めで悩ましくはあるけどインストもセッティングも手軽なゲームで面白かった。
  • ぼくの構築:ドラフトで7枚の建物カードを予め手札にしておいてから始めるバッグビルド。手番では袋からランダムに取り出した3つのキューブ(1~3金と1~3点の6色)をコストとして使ってストックからキューブを買うか手札から建築(建築予定)するか建築済みを増築するか、建築済み建物の能力を使うためのコマとして置くかといったことを繰り返して、宝石キューブの点数と建物の点数の合計を競う。手番の終わりに次の手番用の3つのキューブを袋から取り出すのだけど、取り出せない場合に回収というフェーズが入って捨てエリアから袋に戻り、建物の回収条件に合わせて袋やストックに戻ったり残ったりして、建築予定のものがすべて建築済になり、足りない分を袋から引く感じになる。取り出すキューブの数が3個なので手番の処理はけっこう早めで、袋から取り出せる能力がドローと圧縮とアクション増を兼ねているので強いかなと思った。それと増築工房が組み合わさるとわりと大変なことになるかも。バッグビルドなのでゲーム自体も早いのでこれも手軽にできるゲームで面白かった。次週拡張も入れてみる予定。
  • アース:4つのフェーズから1つを選んで手番が強い効果、その他が弱い効果で行うよくあるフェーズプロットで最終的に4x4になるエリアに植物や土地を配置したり土(お金)掘ったり水あげて植物増やしたり成長促して育成したりしていく。エリアに配置したカードには対応するフェーズの色と効果が書かれていて今動いているフェーズの書かれている効果も動くので次第に配置してあるカードがエンジンとして分回り始めるのが面白いところ。得点は配置したカードの基本点、堆肥、マス上のコマ、成長した植物の他に、個人ボード上の目標や共通の目標などで先取りで点数の大きさが変わるもの4種は最初に達成すると15点と大きいので狙いを絞る必要も出てくる。目標や能力とのシナジーを考えてカードを残したりする戦略性もあるけどそこまで複雑ではなくほとんど道中はソロプレイ(目標の先取りや一部の目標の換算とフェーズの選び方くらいしか絡まない)のでじっくり練ることもできるのでとても良いゲーム。何回か再戦したいゲームのひとつかなぁ。
  • フロリストリー:花屋になって花を仕入れて花束を受注するゲーム。基本的な部分は非常に宝石の煌きに近いのだけど、4色の花に対応したダイスを人数の2倍+2個袋から取り出して、それをボード上の順に2個ずつ選んで取り、全員で取ったダイスを振ってそれが花を買うコストの支払いに使えるという毎回一定のコストが出るわけじゃないところがキモになっている。順番ぎめも次のダイスの出方を見て前回の後手番から順に決められるのでできるだけ早い順にするのか、良さげな特典のあるところを選ぶのかでまた戦略の幅が出てくる。ちなみに絶対先手番を撮るところは題すので目が-1されるペナルティーがあるのも効いてくるわけだが。第すので目でかった花を注文書通りの花束にすれば注文書が手元に来てこれを8枚集めたプレイヤーのいるラウンドで終了。注文書には花がもらえたり特殊能力の書かれたトークンがもらえたりするものもあるし、恒常的に決まった色のダイスの目を増やせるようになったり、注文書の組み合わせで目標(宝石の煌きの貴族)を先取りできたりと宝石の煌きに似たところが散見される。それでもブラッシュアップがされていて弱点だったところが改善されていたり、花を買って花束の注文を受けるというテーマが非常にマッチしていて良い。これも宝石が好きなやつにやらせたいしリプレイもしたいゲームだと思う。