はじまる
去年は1ヶ月ずれ込んだけど今年はいつもどおりこの時期にプリキュアが終わって、来週にプリキュアが始まる。ロスの激しいプリキュアは何作かあったが今回のトロプリはそこまで激しくないけど、だからといって作品への思い入れが弱いかというとそうでもない。
プリキュアは1年間やるシリーズなので毎回実験的な試みがされるのだけどトロプリはそれがうまく作用していた気がする。特に主人公まなつのキャラがただの不思議ちゃんではなく中1らしい感受性豊かな何でもやりたいしやれそうだという根拠のない自信に満ち溢れていた。もうひとりの主人公ローラもともすれば嫌われそうな高飛車設定も根底にあるものの正しさとかぶれない芯とかが魅力になっていた。
実験的な10本立て回とか、最終決戦用必殺技であるスーパートロピカルパラダイスのトンチキさ、最終回のまなつがアレを踏んじゃって終わる感じなどシュールさを感じることも多かったけど、ローラとの出会いと再会やアクアポットでこれまで撮ってきた写真、後回しにしてしまわないことなどなどがきれいに収束していくのが素晴らしかった。くるるんは最後までただのマスコットで終わったのもそれはそれで良かったｗ
多分だけどトロピカル部の面々はキャラ付けが作中で変わっていったんじゃないかなぁ。あすか先輩はもっと脳筋だったはずがまとめ役ポジションに落ち着き、みのりん先輩はもっと知的キャラのはずが小ボケキャラになっていったように思う。それはそれでいいのだけど。さんごは最初から最後まであざとかわいい路線を爆走していたので問題なしｗ
今思いついたのだけど、真夏の最後のアレは「きれいに終わった」といわれないための予防線だったのだろうか。今きれいに終わった良い作品だったと書こうとして、いやいやとなったしw
次回作デリシャスパーティープリキュアも主人公は元気キャラっぽいのでちょっと暗いご時世にトロプリのような明るさを持った作品になってくれたらいいなと。
話変わって、土曜日は仕事だけど時短ではや上がりだったので丁度いい時間に映画の予約をした。ついでに見終わったら飯屋が閉まってそうだったので観る前に移転したパスタ屋のJINJINで懐かしのナポリタンを食べた。久々に食べたので濃い味ナポリタンうまかったわ。
日曜日はトロプリ最終回からSHTを見終わって洗濯機回してスーパーに買物に行って洗濯物干したら片づけと掃除をして昼飯食べ終わったらミニプラのガオナイトを作り始める。ガオコングはガオマッスルストライカーを作ったときにガオゴリラを作ってるので後回しにしようかなとも思ったんだけど頭の造形とか変わってるしとまず作って、次にガオエレファントを作り始めたんだけどガオエレファントソードの延長パーツ（蛇腹剣みたいなの）を作りおわってもう疲れちゃって終了。すでに作ってあるガオキングからガオライオンを外してガオナイトに組み替えてみたりしてタイガー、シャーク、イーグル、バイソンはまた今度作ることにしたのでした。
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仮面ライダーセイバー 深罪の三重奏
Vシネクストの特別上映。8年後を舞台としたミステリー色の濃い話だった。セイバーは本編も重い話が多かったんだけどこれも重い話でミステリーの部分もなかばバレバレだったりもするんだけどどう決着をつけるのかが飛羽真、倫太郎、賢人でそれぞれアプローチが違っててよかったけどドロドロしすぎた気もする。
記憶の改竄での存在の末梢がメインのギミックなのでそのへんを抑えるのにしくじると混乱する。物語始まったところからもうそれは始まっていて、観ているこっちはある違和感に最初から気づいているんだけど物語に入っていくために都合よく自分で改竄していることに途中で気づいたりするのよね。そこいらへんはうまく感情をコントロールされたなぁと感心したり。まぁライダーVシネとしてはたまにある感じで面白かったわ。
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