ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!

まだ公開されたばかりなのでネタバレは無しであたりさわりのないところでの感想を。
まず今回はミュージカルアニメ映画だということだ。だから突然歌って踊り出すんだけど、ミュージカル映画なのでそこに違和感はない。前回の春カーの一番ダメだったところはそこで、プリキュアが突然歌の力が絶対とか言い出しちゃったり、音楽パートのバランスが非常に悪かったことが言える。その辺今回はミュージカルであるし、歌が奇跡の魔法であることがサブタイに込められているので、ある意味すんなり劇中歌を楽しめる。
まぁ春カーの歌曲パートがMステかよと言われるくらいの手抜きだったので、今回のミュージカル歌曲は力の入れようが違う。物語に合わせて書き下ろされてるし、バンバン踊るし。
総括を早くもしておくと、シリアス、コメディー、ミュージカルのバランスはとても良かったと思う。視聴者年齢に合わせて怖くなりすぎず、暗くなりすぎず、ライトの出番も練習とばかりに中盤に1回、クライマックスに本番があるという上手さ。新人プリキュアである魔法プリの二人と先輩プリキュアの対比とか、セリフの有無の格差をあまり感じさせない流れとか。
物語のネタバレ以外のバレとしては、セリフは基本的には姫プリ、ハチャプリ、ドキプリ、MHが全員、ソードもしゃべるんだけどちゃんと録り下ろしらしいので嬉しい限り。
あとはピンク家は全員、相変わらず便利なコメディー要員マリンは皆勤賞で、サニー、エコーが喋ってましたな。エコーは流石に先輩っぷりが笑えたけどw
戦闘シーンもかなり派手だったりするので、私はオールスターズ映画としてはDX3に並ぶ傑作だと思ってますです。エンディングのダンスも名前が入る歌詞も素晴らしい。もう一度見に行きたいと思わせるいい映画でした。
秋の姫プリ3本立ても良かったんで、プリキュア映画はもっと幅広い層に見に行ってほしいなぁ。ちはやふるやってるから時期的に今はつらいんだけどね。