ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

Go!プリンセスプリキュア

さて、先日大団円を迎えた姫プリ、GoプリことGo!プリンセスプリキュアの感想を書こうかなと。プリキュアシリーズはどれも好きだし面白いけど、このプリンセスプリキュアはかなり印象に強い作品だったなぁというのが全体の大きな感想かな。
最終回のOPは歌詞が1番に戻って、はるかとカナタの向い合ってるカットのはるかがグランプリンセスだったのも素晴らしかったのよね。
最終回前にラスボスと目されたディスピアを倒して最終回、このまま終わるのかなとは思ってなかったけど、クローズがディスピアの力を引き継いで絶望の権化に。今度こそ真のラストバトルはグランプリンセスライトモードのフローラとクローズの一騎打ち。攻防の末、過去の絶望を思い出し、夢と絶望はどちらもなくならないという結論に達し、クローズが今回は手を引くことに。「あばよ」「またな」「ごきげんよう」とかわされたところでぐっときてしまった。
そんまま物語は収束モードへ。ホープキングダムが復活して、ドレスアップキーが眠りにつく。そして別れと旅立ち。海外へ留学するきららとホープキングダムへ帰るトワ、パフ、アロマ。もちろん涙腺崩壊。
そして夢にむかって進むこれまでの登場人物が描かれて、はるかとカナタの別れ。ここでもはるかはプリンセスを目指すといっていて、最後までブレなかった。花びら舞い散る中カナタが帰り、泣いてしまうはるかにキュンとしてまた涙腺が。
そしてOPが流れ駆け出すはるか。素晴らしいエピローグでした。
が、ここで終わらない。ED後に出版されたゆいの絵本を持った少女、とおとなになったはるか、みなみ、きらら、トワが映しだされ、花びら舞い散る方を振り返った笑みをたたえた大人のはるかで終了。いろんなことが想像妄想できるおわりだった。
素晴らしい最終回に続く全50話。かなり捨て回がないと言われるほどの構成だったなぁ。キー回はもちろんだけど、ギャグ回も日常回もゲストキャラ回もきっちりと物語の中に息づいていて、物語の最後まで意味をもってたなぁと。
花びら舞う戦闘シーンで度肝を抜かれた1話、みなみ、きららが仲間になって、ゆいに正体がバレ、トワイライトがスカーレットになるあのバイオリン二重奏。クローズとの戦い、ディスピアの絶望的な強さ、カナタの復活、ゆいゆいの成長とプリキュアの成長、関わってきた人たちの夢。素晴らしい物に織りなされていったなぁ。
BDで何回も見直すだろう話が幾つもあるなぁ。大当たりのプリキュアだったと思うのでした。
まぁキュアロスのいいところは1週間で次回作が来るのでロスの落ち込みが軽減されるのよね。来月には映画もあるし、今作も一年楽しむぞと。