ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

ルパン三世

実写版ルパン三世を見てきましたよ。直前に某映画批評で3点だったのでぐんとハードル下がってたのもあってか割りと良かったかな。まぁ私は映画に対する点数甘いんだけど、最近で一番評価低いガッチャマンと比べても全然良かったし。
冒頭の設定ではルパンは割と名の売れた泥棒として認識されていて、不二子とは面識がある。あとでわかるが五ェ門とも面識があるが、次元と銭形とはそれまで面識がなかった(次元とはあったかもだけど組んだことはなさそう)というルパン一味が結成されるという部分も含まれている。
話しの展開は良く出来ていて、なんなら脚本は最近の日テレ金曜ロードショー版に比べればピシっとしている。話の展開上それほど活躍しないんでまぁゲストキャラのサブ的な位置のキャラがルパン一味に加わったりするけどそれはよし。銭形はスピンオフの峰不二子という女に近い人情味の薄い抜け目のないキャラになっててこれはこれで好き。
話の展開が一転二転するけどわかりにくいこともご都合的なこともなく、ちとアクションシーンがごまかしのためかカメラスピードが遅かったりごちゃっとした印象だけど、不二子役の黒木メイサも含めて頑張ってて爽快さもある。ロケも頑張ってて、ラストのある建物なんかもCGだけど結構自然。ちょっとおしゃれなシーンを入れようとしちゃったり、このシーンいらないなってのは少な目。ルパンと不二子の関係から濡れ場はなし。ロケ地的に日本ではあまりやらない(やれない)ようなこともやってるんで迫力もあったし、鑑賞後感は面白かったなぁだったんで、さすがに3点はなんかしらのバイアスがかかりすぎてるよなぁと。