ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

アオイホノオ 7話

時代は1981年に入って焔の教習所の話は冒頭の回想シーンという感じで。教習所で知り合ったお姉さんとの絡みが減ったり、最後にねじ伏せるところはなくてちょっと残念だけど、教習所の教官が怪傑のーてんきこと武田康廣のカメオだったのがニヤリ。
教習中、右折のところに正面からブルドーザー(ホイールローダー)が来るシーンにかぶさるヤマトの一シーン、アンドロメダが古代の護衛艦に避けろと言ってきて古代が突っぱねるシーンが山ちゃん1人4役?の快刀乱麻で素晴らしかった。EDのキャストのところでヤッターマンのキャストのパロディーでもやるんかと思ったけどやらなかったのは残念。
一方、山賀が庵野を連れて先の武田康廣のところへ話を聞きに行くわけだが、こっちの役者の方の武田がもはや本物の武田っぽいのがなんとも。いや、素晴らしいキャスティングだな。
焔に画面戻ってこたつのシーンがとん子さんじゃなくて津田ちゃんになってるんだけど、ドラマでの津田ちゃんは未来予測とか具体的なアイデアを焔に授けるとかという、言い方悪いけどそそのかす役柄になったとん子さんと明確に役柄を分けてるんだなと。
で、ここでおすすめしてくるのが大友克洋のマンガなわけだけど、焔は「こんなマンガ、ダメだ!」と一刀両断にするわけだ。もちろんこの時代でしかも週刊連載漫画家を目指している、しかも高橋留美子のように(以下略)・・・な焔が総断言しちゃうのは仕方なし。でもそのあと焔自身が大友漫画にはまってるんだけどもw
この辺は島本(焔)サイドとガイナサイドが糾える縄のように行ったり来たりするんだけど、そのおかげで中だるみなく話が進行していくんで忙しい。武田と喫茶店で面会している山賀はしゃっくりが止まらず、庵野はわりと興味が無い。物を知らない山賀と画面のこっち側に対してDAICON IIIがなんなのかを説明してくれて、武田は人も金も集められると大上段からくるし庵野はペーパーナプキンでパラパラアニメを描くし、山賀はしゃっくり止めようとして息止めてたら気絶するし。ここで倒れた山賀に駆け寄る店のマスターが山賀本物本人で、自分自身にアホ呼ばわりで爆笑。今回はこの2人のカメオ出演がやっぱネタとして面白かったな。
寮に戻ってDAICON IIIのOPアニメの話をすすめようとする山賀に対して辛辣な庵野と赤井。原作では心の声があるんだけどここではないので赤井が切れて押入れに逃げ込んじゃう情緒不安定な人に。まぁその後のドラえもんのくだりと山賀の自信というものは根拠の無いものなんだよという至極まっとうなことを2回言うシーンは、原作同様インパクト大。
時間経過に焔のシーンが挟まれてる感じになるけど、まぁまともに女の子描いたことがないとか、他からパクろうかとかそのままパクるとアレだから少女漫画からとなるシーンなので、時間経過ゴマ扱いでいいか。
そしてとうとうあいつが出てくる。今回は出てこないけど、岡田斗司夫の家に武田、庵野、赤井、山賀が乗り込むところでおしまい。あぁ、ほんとうに頭のおかしい奴岡田斗司夫がどう演じられてるのかが早く見たいw