ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

映画プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花

さて、もう我慢できなくなったので珍しくネタバレ感想を。嫌な人は最後通達引き返せ。まぁ拙い文章では伝えきれないんで、見に行けばいいじゃん!
まずはアバンから。ファッションショーに闖入、何故かみんな見に来てるところにしゃべる猫ことハミーがあらわれたところで、あぁまたかとなるのは仕方が無いよな。
で、前作の主人公であるつぼみと新作の主人公である響のニュータイプシーンが終わったと思ったら、空から妖精たちが大量に降ってきてOPへ。この妖精津波のシーンが削除されなくてよかったよホントw
OPは3DCGを使ったダンスでございました。いきなり来たのでちと興奮度が急激に上がったり。たぶんこれはノンクレジット版がDVDで出て、その後BDでフルバージョンが出るんだろうなぁ。楽しみである。あと、OPのキラキラKawaiiはちゃんとMHからスイートまで言葉収まってました。同じ曲で詩とアレンジ変えて3曲はすごいなぁ。
突然これまでのプリキュア映画の世界が混ざっちゃって、そのボスキャラが操られたんだか偽物なんだかパーソナリティーを備えて登場。このへんの一連の中で、食いしんぼとか楽しむのとか陰獣たちととかも楽しいんだけど、一番輝いてたのはえりかだと思うのよね。「ほれほれ言っちゃいなよ、なっちゃうんでしょう。」のニヤリ具合がたまらん。
ブラックホール様のパワーというか魔女の水晶の力でピンク、ブルー、イエロー?チームに分割されて吹っ飛ばされる。この組み合わせ、主人公、サポート、あまりって感じなんだけど、どれも良い組み合わせだった。
ピンクチームは砂漠へ。ブラック、ブルーム、ドリーム、ピーチと猪突猛進系で基本おバカな娘たちにブロッサムだけが引っ込み思案。まぁ押さえなんか効かないよねぇ。でもじゃんじゃん前に進んで、顔を下げないで上を見つめてたからこそ、空の出口に気付くわけだが。ここでも弱音吐くのは新参メロディー。気合入れる役が前作の主人公の役割とはいえ、ブロッサムには少し荷が重いきがしたり。DXのドリーム、DX2のピーチは適任だったんだけどね。
ブルーチームは海の墓場へ。まぁのっけからマリン一人ドボン。リズムはミントにお姫様抱っこですよ。実はここがバランス取れて強いチームだった気がする。実は猪突猛進のマリンが「行けブロッサム!」とか言っちゃうのは少し違和感があったけど、基本的に頭脳派なので考えて行動するチームだから仕方が無いか。なんせリズム、ホワイト、アクアは学年トップと明言されているし、ミントも成績は良い。マリンとmktnはまぁ機転の効くタイプだからこそのアノ連携だったんだけども、マリンが海凍るまで気づいてなかったのに見たか!となったのはある意味機転がきいてるよな。ホワイトの「かかった!」が怖かったけどw
イエローチームはいわゆる余り物っていい方は悪いけど、りんちゃんが頑張るチームって感じかね。ここだけガチバトルじゃなく、すごろく+アトラクションというひねった構成。重い過去持ちのパッションとムーンライトに、このともすればというか事実上のギャグパートを担当させるとわ。いちいちりんちゃんが突っ込むのが大変そうでしたなぁ。半ば呆れてましたが。
最初にボケるのがレモネードは正しい。それに乗っかる主体性のないパインも正しい。ちゃんとツッコむりんちゃんも正しいし、締めるところ締める保護者のムーンライトも正しい。パッションとサンシャインとルミナスとローズがちょっと空気。まぁ一応一枚絵とか野球のシーンとか一回休みなんかで見せ場はあったけど。
とりあえずお勉強対決でワラタ。あれ、準備してたのが中学生向けの対決だったら、高校生のムーンライトはずるいよな。
陰獣チームも頑張っていましたが、いきなりミラクルライトを使ってくるとは思わなかった。まぁ不発だったりするわけだけど。
で、合流後の必殺技バンクが描き下ろし!しかも各キャラクターデザインの!このシーンも価値あるシーンだったなぁ。そしてブラックホールの大きさたるや・・・ハトプリチームは似たような大きさのと戦ったことあるよね、ムゲンシルエットで。
プリズムフラワーの最後の力を使っての変身。別れ、別々になっても心は繋がっている。ここでのポルンのわがままが呼び水になって泣き崩れていくシーンはこっちも号泣。そしてスーパーシルエットに変身。大団円。
まぁ分かっちゃいたんですよ、あの陰獣との出会いのシーンのかかったEDを見ながらどうせ会えるんだろうと。でもあそこから大団円まではもう泣くしか無いよね。そして新しいプリズムフラワーが心の大樹に芽吹く。芽吹いたところで実際に会わないと思ったら、即戻ってくるところがお子様にやさしい、いい作りだなぁと思った。
ちなみにラストが「おわり」じゃなかったのだけど、それはネタバレしないでおこうかなぁ。あれもなんか胸にきちゃってねぇ。
まぁ適当に書いたけど、本当におすすめのプリキュア映画であった。まぁネタバレ読んでる人は観に行ってる人だと思うから、そう思うよね?と同意を求めてみたり。前売り券まだ使ってないからまた見に行こう。とりあえず今のところ今年一であることは間違いない。