ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

おもいだしとらうま?

金曜日なんてのがもうずいぶん前のような錯覚を覚えるほどいろいろあったこの週末。その金曜日の帰りの電車の中でどうするか多少悩んでいたのだけど、新宿についたら車内で新宿線京王線が止まっているという案内放送が。別に家まで歩いて20分だし、バスもあるんだけどそこで踏ん切りがついた。
実写映画版マリア様がみてるを見て帰ろうと。
せっかく買った前売り券(そのおまけが欲しかっただけではあるが)は所持してなかったのだけど、20時以降の回は1200円と割引されている劇場なので、サクサク足を向けて観賞してきました。まぁそのあとでも電車は遅れてたんだけどね。簡単な感想は後で。まぁなんというか、その時は良かったんだけど、後で色々と個人的に物議をかもすことに。
土曜日は午前中用事を済ませたあと、高円寺盤遊会に参加。久々だったけど、ゴーストフォーセール、フレッシュミート、ファブラ、ビザンツ、フレスコやった。なんかどうにも中盤でしくじることが多くてどれも勝てなかったなぁ。ファブラは勝ち負けのゲームではない気がするけど。あと、けがわさんが来てたんだけど、一回も卓を囲めなかったのは残念。

  • ゴーストフォーセール

幽霊好きが幽霊の住んでいる屋敷とお城をセリで買ってその得点を競うゲーム。程よいブラフと、決められた中でのセリが良い遊び具合になっている。
ラウンおは幽霊屋敷と幽霊城の2ラウンドで、それぞれ大体3フェイズに分かれている。密かに自分の言っていることが真実か嘘かをプロットしておいて、屋敷に幽霊とただの絵のチップを置いていく。屋敷は1〜4匹の幽霊がいると得点がもらえる。中には1、2匹しか得点なかったり、4匹なら高く、1匹なら低い点数の屋敷もある。チップを置いていくことで、今その屋敷がどんな価値なのかがどんどんわからなくなっていく。
その後に、手持ちのお金で誰かのプロットカードを覗くか、プロットしなかった全部を覗くかのセリをおこなって、だいたい得点が絞れてきて、最後に屋敷に対してセリを行って終了。プロットした真偽をおいたチップに適用して、屋敷の価値が決定。セリのカードをオープンして手に入れた人は例え得点0でも屋敷を引き取っていくことに。
同じようにお城についても行って、最後に合計得点で勝敗が決定。私は屋敷のラウンドで2つ手に入れて得点もそこそこ良くて意気揚々。だけどお城のラウンドは同じく2つ手に入れたんだけどどっちも0点。真偽のプロットをのぞけなかったので、完全に無手推理するしか無くなってやっぱダメでした。少なくとも誰か1人のを見ないとやっぱだめだわ。これ、なんか面白いので欲しくなったなぁ。

  • フレッシュミート

なんというかいわゆるブラックなネタのゲーム。プレイヤーは砂漠に取り残された一家6人を飢えと敵から守りながら、4ラウンドを生き残るサバイバル。家族は大中小2人ずつになっていて、大きければ一人3食料、小さければ一人1食料で飢えはしのげる。しかし平和に手に入る食料の絶対量が少ないので、だいたい飢えることとなり、その飢えを癒すのは他の一家の誰かを殺して食べることなのだ。
とまぁダークなんだけど、ゲームの内容はいたってパズル的な要素の多いもの。家族を裏向きに砂漠の升目に配置していく。ダミーの猿も含めて7つずつ配置したら、あいているところにXチップを置いていく。出来ることは自分の裏向きのコマを隣に動かす、その場で表にする、他の家族と入れ替えて両方表にする。自分の家族は飛び越えていけるので、隣と言っても結構遠くまでいけたり、Xチップが道だった場合もう一手出来て道の向こうも隣と感情できたりするので面白い動きができることもある。
全部のコマが表になったらオアシスに隣接してれば2食料手に入り(手に入れなくてもいい)、自分の家族しか接してない道に落ちてる食料はもらえる。道は後で取り除かれるが宝箱はただの障害物として残る。宝よりも食料が先決。で、食料の分配が終わったら、食料が足りてないキャラの隣にいる別の一家を襲うことになる。だいたいそれで家族が減るか、肉を得るかでお腹が満たされちゃうので、延々と殺し合うことにはならない。ただ、後半になると、何故か「チッ、満たされちまったぜ」とか「殺しに行けねぇ」とか物騒な単語が漏れるようになってきたりw
ちょっとやばい家族に中盤囲まれてボコボコにされました。なかなかパンチの効いたゲームだった。

  • ファブラ

1枚の絵を見せて、その物語の導入を聞かせ、プレイヤーが選んだキャラクターがアイテムを使って道解決したのかをはなして、マスターが納得したら得点がもらえるという、情操教育的なゲーム。さすがに大人だけでやるのはなかなかつらく、テレだとかそういうのが邪魔をするし、マスターであるグリムさんも、物語の良し悪しに得点をつけるのが大変そうな感じ。
小学校の先生や、子供ゲーム嗅いでやるのがいいのかなぁと思ったり。コンポーネントはいいんだけどねぇ。

セリと手札コントロールの上手く絡まったカードゲーム。プレイヤーの人数枚数の市が立ち、その一を買うか買わないかをせっていく。競り落した人は一時的に抜けて、人数と一緒に市の数も減っていく。最後まで競り落とせなかった人は何も手に入らない。ただし、上納金が毎回1枚ずつ、セリにかけられた市から色ごとに集められていて、競り落した順番とは逆順で取っていく。
得点の仕方は、手札から同じ色の3枚を捨てて、そのなかで一番高い点数の(最大4)カードを自分の前に伏せて得点とする。オールマイティーで使える0カードを3枚集めることで5点という取り方もある。手札は7枚までなので、それ以上になっていたら得点化するか、ただ捨てて7枚にする。
4ラウンドやるとちょうど山札がなくなるので、そこで出来る限りの得点化を行って、最も得点の多い人が勝ち。
手札がセリの掛け値だったり得点化のために集めたかったりするために、なかなかジレンマがある。出来れば4点を得点化したいけども3点のカードを同じ色の3枚に入れて捨てるのはもったいない、とか意識も働く。早く競り落とすと枚数は多くもらえるけど、あとで色がまとまった上納金のほうがもらえなくなる可能性もある。このへんのバランスがいいなぁ。

  • フレスコ

私は結構やる機会に恵まれているんだけど、どうしても負ける。特に24を取ると負けるジンクスが付いてきた気がする。24とって満足しちゃうのか、そのあと得点の高いフレスコを修理できないことが多いからかなぁ。でも、何回やっても面白い。あの早起きと機嫌、得点がトップだとプロット順が遅くなるあたりのゲーム性が良い。やはり買うべきかなぁ・・・やる機会に恵まれてて買いどきのがした感じがあるんだよねぇw


で、日曜日は冬祭りの拡大集会。と言ってもうちの部署は新人お披露目が主で、とくにがっちり打ち合わせることなく、そのへんは三拡と直前でやるので、この後の飲み・・・新人に未成年がいたので懇親会がメインですな。
今回は月島で粉。もんじゃとお好み焼き。まぁ鉄板焼き類もあるけど。ちょうど40の誕生日を迎えたばかりだったので、強引にお祝いしてもらいました。自分から祝ってくれとネタにしてるうちはいいんだけど、ちゃんと祝ってくれるととたんに恥ずかしくなるのはなんでかねぇ。大変うれしゅうございました。