ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

プリキュア考 その3

今回はYes!プリキュア5とGoGoを。まだまだ記憶に新しい気がしてるのはなぜだろうか。

制作が4:3から16:9になったけど、まだ4:3を意識した画角をとってるので変に絵が真ん中に寄ってる気がするシーンもあるのが面白い。個人的にはYes!はどちらもあまり評価が高くないけど、キュアババァことアクアや、最強の精神力ドリーム、ナチュラルヅカ属性ルージュ、ハジケすぎレモネード、空気ミントとキャラ立ちは良い。ココとのぞみの恋愛要素はどうにも陰獣形態が本体だと思うと受け入れ難いんだが、幼女はそんなこと関係ないのかね。
人数が増えたことで変身も個々人で出来るようになったり、必殺技もそれぞれあって、合体技でとどめという、必殺技バンクを絡めた戦闘シーンづくりになっていった気はする。ココの戦闘シーンもあるけど、ケレン味たっぷりな感じなのは数話に1回だったのが惜しいかなぁ。まぁDXのようなケレン味は必殺バンクのある本編では使いにくいですけどね。
最も鬱陶しい陰獣がポルン、ルルンだと思っている中で、ココとナッツとこの時のミルクはそれに次ぐ鬱陶しさを感じてた気がしますな。
デスパライアとは和解エンドというところは賛否ありそうだけど、良かった気がする。そしてブンビーさんだなw

無いと思っていた続編。追加戦士のローズが結構早く出てくるのは珍しい展開だし、陰獣のプリキュア(DXで勘定されてるので)ってのも良い試み。そしてこれが強く、形意拳ぽいのを使うのもアクションとして見栄えが良かった。
進級が絡むための矛盾をはらんでいたからか、学園描写がものすごく減って、ナッツハウスとかれんの家を根城にしている印象が強く、物語もふしぎ世界との関わりの方が強くなってしまってもったいなかったかなぁ。
トラウマになりそうなハードなシーンも意外に多くて、見ている幼女の精神をのぞみレベルに鍛えあげるのか?と思ったほどだったり。
そんな中清涼剤として、越年した敵キャラクターというか狂言回しのブンビーさんは良かったなぁ。わりと強面ばかりだったので、ブンビーさんがいてくれないと、トラウマドッサリになってたんじゃないかなぁ。
役に立つ陰獣シロップは物語の核の近くにいたのもあって良い活躍だったけど、こっそりうららと恋愛フラグ立ててるのは個人的には余計だったかもと思う。こまちとナッツは空気なのでどうでもいいけどね。
フルーレとかエクスプロージョンとか必殺技度は上がってたけど、少し空回り感はあった気がする。突っ込むだけとかパックンフラワーとかね。
人数が増えたことで話がつくりやすくなった反面、とっ散らかっちゃったという感じかなぁ。