ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

疲労が喉に

仕事休みたい

 この連休は千葉県某所の一軒家を借りてのボドゲプチ合宿だったので今朝はめっちゃ疲れていて、その疲れが全部喉に来てて0サイダートリプル乳酸菌500mlを一気に飲んでしまった。金曜日の仕事帰りにプリキュアオールスターFを観て帰って着替えとか印刷物の支度をして一応早めに寝たんだけど映画が良かったので興奮冷めやらぬという感じでなかなか寝付けなかったんだけど。
 翌日は洗濯とかゴミ出しとかを済ませてメインであるボドゲを詰めてる段階で行方不明だったニダヴェリアの豪華絢爛化セットに付いてたスリーブを発見する。急いでスリーブを付け替えて(諦めて普通のスリーブつけてしまっていた)積み込んでみたらトータルの荷物がヤバいことに。一回組み替えてみたけどしっくり来ないまま出発の時間になったので出かけたんだけど2回ほど荷崩れしちゃって結局到着が20分くらい遅刻。しかも忘れずに持っていこうと玄関においておいたものを荷物に入れ忘れるというあってほしくないあるあるをしてしまっていくつか忘れ物をしてしまった。
 1日目は午後から開始だったんだけど借りているお宅がゲームをメインにやる2階にエアコンが無いので、この9月の半ばだというのに真夏日で湿度も高目ということもあってけっこうみんな汗だくになってしまいました。今回は人数少なめなので泊まり組が寝るのも1階のクーラーのあるダイニングで、翌日もそこに2テーブルくらい作って遊ぼうということに。
 2日目はその通り2卓が1階のクーラーのある部屋で、人数が増えて夕方涼しくなってから大物を1卓だけ2階でやるような形になる。ちょっと窮屈になることもあったけど概ね順調にゲームができました。ただリファレンス作って予習したはずのゲームのインストを間違えるという悲しいことをしてしまったので10月の合宿でリベンジすることに。
 3日目は夕方19~20時頃までなのでガンガンやろうとペースを上げて遊ぶ。まぁ宿じゃないし時間オーバーしたとて追い出されるわけでもないので十分楽しく遊べた。とか言いながら三日間で数ゲームしか遊んでなくてあとは延々とインストとかサポートしてたなぁ。10月の連休にもあるのでまた遊びそうなものは置かせてもらえたので帰りは荷物が重くなかったので試してみたかったルートを使ってみたんだけどどっちもどっちって感じで歩く距離も変わらなさそうなので気分かなぁ。まぁとにかく楽しくて疲れて気分の良いボドゲ合宿でした。
 自分が遊んだゲームの感想を少し。ほとんどインストだけして遊んでないんだけど。

  • ナナトリドリ・1~7の数字を使った変形大富豪。強さは7が強くて1が弱いけど同じ数字を複数枚いっぺんに出せばその方が強いというルールで最初8枚の手札はみたら順番を変えられないのでどうにかこうにか前に出された札を取って好きなことを入れることで揃えたりしながら手札を無くしたら抜けて最後まで残ったひとが1負け。2回負けると終了。ルールも簡単でハンドマネジメントが面白いし遊び口も軽めで良かった。
  • ミルフィオリ・ガラス工房でガラスを造って出荷するまでのドラフトとセットコレクションのゲーム。一手番に1枚カードを選んで行動するだけなんだけど追加のカードが得られたり早いものがちのセットコレクションとか踏みつけやら同じラインは相手にも点をもたらすとかクニツィア先生らしいジレンマがあった。とくにままならないのは手札とプレイ順で計画が崩れたりハマったりするので面白かったし、とにかくゲーム終了時の絵面が綺麗でよい。

映画プリキュアオールスターズF

 ネタバレ無しの感想を書くとすればさすが20周年記念の最高のプリキュア映画だった。映画に入り込んでいくに連れてどんどん解像度が上がって言っていろんな仕掛けというかこれまで見てきたプリキュアたちの残滓というかいろんなオマージュや暗示が散りばめられてて少なくとももう1回は劇場で観たいし、早くソフトが欲しいとなったわ。てなわけでだいぶ行数を空けてネタバレ感想を。





























 全体の感想で言えば絆の物語であることは間違いなく、最後のシュプリームとプーカが完全に黒と白でふたりはプリキュアであるところで終わるのがなんともいえないエモさであった。たれ耳とかうさぎっぽさとかミップルとメップルの意匠も入っている気がするのよね。物語もロードムービーらしい構造でそれぞれが関わっていく中での発見やら絆やらそれぞれの個性の確認なんかもあって徐々に収束していく感じが大変良かった。戦闘シーンも迫力で超強大な敵であり戦闘狂であるシュプリームに一度は敗北してたり、プリキュアの力を正しく取り込んでたら今度こそ勝てなかっただろうけど正しく取り込んで理解してたら世界はあんな事になってなかったわけで結局プリキュアが最強だったわけだけど。それでも強大な一体vs多数の構図でプリキュアが負けてて、多数vs多数になってもちゃんと絆がないと勝てないということにあこがれて理解して負けてプーカと手を取り合うシュプリームがさっきも書いたがエモいのよねぇ。
 スカイチームはフィジカルエリートで基本的に元気で明るいキャラで構成されていてすぐに仲良くなりお互いに教え合ったり今いちばん大事なことをやるという行動理念が染み渡って行って一番後輩であるソラがシュプリームに先駆けてちゃんとプリキュアの強さの本質を取り込んで、ヒーローの出番です!ではなくプリキュアの出番です!とシュプリームにぶつけていくのが素晴らしい流れだったなぁ。
 プリズムチームは実は推し強い系のチームでローラの背中に乗るましろとかまとめ役のあまねやひとの心に寄り添うのどかにプーカというシュプリームに破壊の力を持たされて作られたマスコットキャラという、ほのかや妖精たちのメタファーチームであるところが良い働きをするのよねぇ。ラビリンとましろの直接的な会話はないけどニヤニヤしちゃう絵柄だったし、のどかがプーカの手を取って大丈夫だよというのは手と手でキュンなヒープリの大事な要素のひとつだったりもしたので込み上げてくるものがあった。
 バタフライチームはお姉さんチームでまとめ役のあげはは実にオールマイティーな活躍でお姉さんっぷりを発揮してて、ゆかりの奔放さとララの生真面目さがちょっと水と油だけど素直じゃないけどちゃんとわかってるところにガッチリ素直をぶつけていくのがたいへんよろしかった。いろんな気付きがあるゆかりや地球の化身であるアスミが存在していることなどがかなりちゃんとした伏線になっているのもよい。
 ウイングチームはエルちゃんがいることからもプリンセスを目指すはるかがいるという理由付けの他に中の人がフローラ推しということでこうなったのかなぁと。ラビリンとましろのこともあるし。まぁさあやが育児、ツバサが姫を守る騎士、ことは(はーちゃん)は赤ちゃんから成長した妖精であるというつながりもあると思うけど。映画でもエルちゃんはマジェスティーになってちょっとした活躍を見せたけど必殺技的なのはまだ見せず。余談だけどいつもながらちゃんとピンクトルマリン大先生はきちんと活躍してましたw
 小ネタではFUJIWARAの二人もその他ゲストキャラもエコーやキュア妖精たちも出てきて持ってたタオルを握りしめてグッとなってしまった。その妖精たちが合体してキュアプーカになる感じの描写なのでやっぱり最初に書いたミップル、メップル的な感じがあるのはあながち間違いじゃないと思うのよね。あと地面叩き割り、爆発飛び出し、かかと落とし潰し、腕の上走り、マリンインパクトであろうマリン顔エフェクトなどなど拾いきれてはいないけどいろんなネタにまんまとぐっときてしまってましたが。
 とにかく20周年の集大成映画でありふたり(F)への回帰もある素晴らしい映画だった。2024年映画のポイントCM入ったのでFinalではないのは確定なので安心もしたわ。
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