ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

海より広いあたしの心も、ここらが我慢の限界よ!

るろうに剣心 最終章 THE BIGINNING

 仕事帰りに久々に映画鑑賞。市松模様の半減座席数で21時まで営業なので18時半の夕方割の回が最終だった。しかも映画見終わった時間だともう晩飯食べて帰ることができないので、先にこっちも久々のてんやでオールスター天丼食ってから観に行った。
 流石に月曜のこの時間だったので市松模様にする必要ない程度にガラガラだったけど、映画の内容は非常に良かった。実はわりとゴアな表現もあるし全編血みどろな戦闘シーンなのだけど、人斬り抜刀斎が少しずつ人間性を帯びていくこととの対比としても鮮烈だったりする。巴との短い日々を描いた追憶編の実写映画化なんだけどここまできっちり映画化したシリーズとして良かったと思う。ちょっと古臭い日本映画の良くもあり悪くもある描写や演出が見受けられるけど、幕末チャンバラ映画だしいいのかな。シリーズ全編通しての独特な殺陣は観ていて気持ちよかった。
 佐藤健は言うに及ばず、有村架純の巴は良かったなぁ。あの当初は目のハイライトが無い感じが原作通りの巴っぽくて良い表情だった。剣心もだけど次第に表情が緩んでくるのがシンクロしてて素晴らしかったな。
 これでるろうに剣心の実写映画も一区切り。ちゃんと原作全編をちょっとジャンプテイストなヒロイックさをスポイルしつつスーパーチャンバラ映画に仕立て上げて完結させたのはお見事だった。
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 ちなみに連続でFate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット Paladin; Agateram を観に行く。こっちも東京での上映が延びていたので待ってたのよね。