ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

ドキドキ!プリキュア 33話

期せずして訪れた神回というのはこういうのを言うんだろうなぁ。ロリクラスタではないので幼少期のマナたちをかわいいとは思うけどそれだけで神回認定はしないので、物語もアクションもキャラクターも良かったのだけどもね。
いきなりお泊り会では好きな人告白するのがマナの中では常識であるらしいが、多分に耳年増感が。そしてありす父がヘリで帰ってきたことによるこの話題終了でTLが総ツッコミ状態になってたのを生暖かく見守ってのは言うまでもない。顔赤らめて下向きながらもじもじしつつ、小声でマナ・・・ってつぶやいてる六花のイラストを誰かPixvに上げろください。
帰ってきたありす父の口ぶりからすると、ありすはまともに中学校には通ってないみたいだなぁと。いや、大統領との晩餐の名代に指名される中学2年生ってまさに中二な設定だけども。TV局とかもってる割にまこぴーのことを知らないのはどうなのよと思うんだが。
そんでマナと六花とありすが友達になるきっかけの話。出会った当時ありすは病弱で屋敷から出ることを許されてなかったとか言う驚愕の事実。つまり、このあと病弱でなくなり基礎体力がついたところで武道を始めて一年くらいで中学生をボコれるほどの腕前になると・・・いろいろこえーよw
一人ちょうちょを追いかけてすっ転びそうになったところをさっそうとマナが助けるあたり、すでに王子体質なマナ。六花は門の外で中にはいらない真面目さは変わらず。それでもありすを連れ出すことには何も反対しないところが六花らしさでもあるんだよね。良し悪しを自分で判断しているという。
連れだされたことが原因ではないにしろ、熱を出したことでありす父に療養のために海外へ引っ越すことにされてしまうありす。部屋で逡巡しているありすのもとに駆けつけた木の上に立つマナと六花が格好いいんだこれが。運動苦手とはいえ、それはありすやマナに比べての話で、六花もわりと運動神経いいよね。
ここから大脱出コメディーへ。六花の「だいたいわかったわ」は30分前のディケイドさんと同じセリフで吹いた。理解力ありすぎ。マナたちが幼少の時と言っても7、8年前にiPadもどきの端末があるのもやるな四葉財閥。
この脱出コメディーはありきたりだけど面白くて、なんか六花がいきいきしていてよかった。マナじゃなく六花が引っ張ってるのも良いバランスだなぁと。セバスチャンも四葉家の執事としてではなく、ありすの執事として執事憲法三式燕尾舞まで披露。たぶん、他の館のスタッフもそれなりに護身術とかは学んでるんだろうけど。
脱出の最後、ありす父はちゃんとありすが成長してることに気付くんだよねぇ。これは冒頭の帰ってきた時のセリフも効いてて、マナと六花がありすのかけがえのない友人になってくれるとすぐに裁定した、やり手実業家の判断力でもあるんだろうなぁ。
ここでありす父出発なんだけど、と同時にイーラさんがヘリのパイロットをジコチュー化。墜落するヘリからパイロットとありす父を救助したロゼッタに名前を尋ねるありす父は、この時点でもう気付いたんじゃないかね。
さて、ここからロゼッタのスーパーバトルですよ。普通にシールドとして使い、いなし用に小さくして使い、空中戦用の足場として使い、華麗な空中戦で魅せたあとは、攻撃受けて半分になったロゼッタリフレクションをそのまま戦扇のように使って、真っ逆さまに落ちつつ決め台詞。ものすごい完成度。その日のうちに3回も見ちゃいましたからな。
ロゼッタのラブリーパッドの必殺技は割れるとランダム効果のバルーン。なんつうか、ロゼッタ汎用性高すぎでしょ、リフレクションも攻防一体だし。今回のバルーンの中身がプリズムチェーンだったので、もしかしたら今後も歴代プリキュアの技だったりするかもね。
トドメもショーロバージョンでさっくり撃破。パッドから飛ぶときは弓矢の方向なのに、途中で上向いちゃうのはいまだに気になるんだけどね。
最後のキュアロゼッタに伝言頼むありす父の粋な感じいいですな。そしてありす母はオペラ歌手だということが判明。そのうち出てきそうな予感。
次回はアイちゃん回のように見えて六花回なんだろうと思うけど、めずらしく予告が本編をかき消さなかったなぁ。それだけ本編のクオリティがすごかったわけだけど。