数あるプリキュア神回の中でも今回も"ぞぞける神回"でしたな。
アバンは前回の引きから。戦い疲れたレジーナに「おいベール、ダッシュで焼きそばパン買ってこい。ここから往復30分かかるあのパン屋の焼きそばパンだぞ！」と言われて（ない）ポンコツベールさんは今週の出番を終えるのでした。
レジーナの攻撃からパッドの力で逃げてきたプリキュア一行は亜久里がレジーナ討伐を進言すると、大将のマナは戦わない宣言。パパへの愛があるってことは愛の心がある、という理屈はわりと説得力がある。亜久里はしぶしぶ討伐保留。
そんなマナたちの行動や考え方を見てまこぴーも過去の自分を振り返りつつなにができるのかを考えるところは、成長してるのが伺える良いシーンだったな。
40話にして初めてまこぴーの所属事務所が登場。しかも「たらこちゃん」ことハルナも同じ事務所だった模様。ファンに応える方法に歌があるじゃないかというハルナの啓示を受けるまこぴー。まこぴーがハルナ、次回のありすが五星麗華なんで関わりのある人物再登場なのかな。六花は百人一首の人かな？マナはまぁだれでもいいけど、亜久里はやっぱりレジーナと対な気がするんだよねぇ。
曲作りをはじめてまたぽんぽこぴーなまこぴー。授業居眠りから補修居眠りのコンボを繋ぐポンコツっぷり。結局曲作りに「につまる」まこぴー。その姿を見たマナの煮詰まるというより煮崩れるに対しての六花の使い方が違うというツッコミは、最初の「につまる」が使い方間違ってるよってツッコミなのか、煮崩れるに対してなのか。ちなみに「につまる」はほとんどゴール（完成とか議論が収束する状態）になることなので、途中で進まなくなることじゃない。
マナ達（DBに見つかった亜久里も含めて）曲作りを手伝うことになるわけだが、この時ばかりはマナは役立たずだよね。結局手伝ってた殆どはありすなんじゃないかという予想。
作った曲を一週間後にお披露目する豪快な事務所社長。四葉財閥の力を持ってすれば仮歌のオケでも十分なクオリティーだったんだろうか。
まこぴーの新衣装は背中の空き具合がちょいセクシーな多分衣装コンテストの優勝作品かな。スペードのモチーフわりと多めでわかりやすいデザイン。
まぁここにレジーナ来るよなぁ。社長のプシュケー黒くするのに久々のレジーナピョンピョンステップからの暗黒ビーム。このジコチュー、今のCD販売戦略へのアンチテーゼなんじゃないかね。最初のCD勝手〜はいいけど、特典つけるから〜とか握手券つけるから〜とかあからさますぎるｗ
レジーナとの戦いで壁に両腕を縫い付けられるソード。だいピンチにパッド個人技で一番しょぼいと言われてたエースの目潰しが効果的に正統派に使われました。そして全員集合。まこぴーを助けようとするとイーラはダイヤモンドと、マーモはロゼッタと、ハートとエースでジコチューをというシチュエーションに。未だピンチのソードはDBに変身を解かせて曲をかけてヘッドセットオン。最後のラブリーインカム販促回でもあり、ボーカルアルバム2の販促回でもあり、新アイテムの販促回始まりなんだけどね。
まこぴーが歌いだすと謎の苦痛で弱まるレジーナ。拘束が解けてレジーナに歩み寄っていくまこぴーのまわりで戦う4人。手前でイーラに対して横蹴りを見舞うダイヤモンド、一番奥でウォールをダブルハンドにしているロゼッタがマーモに昇竜拳、その手前でジコチューをサマソで浮かせるエースから、最手前から飛び込んでかかと落としをするハート、そしてハートとエースのダブルプリキュアキック。近寄るまこぴーに繰り出されるレジーナのグレイブ、その前に飛び出るダビーが輝いてグレイブを掴んだままにじり寄りつつ変身するまこぴー。最後髪の毛の変身が終わる正面向きのカットまで、この一連のシーケンスは素晴らしいの一言だったわ。
先週のハートに続いてソードにまでジゴロなアプローチを受けるレジーナがツンデレカワイイ。払いのけるも調子を崩したレジーナの放ったグレイブの一撃は、新たに生まれたラビーズによってかき消されて、パワーアップしたラブリーパッドの外装アイテム、ラブリーハープの力でパワーアップしたプリキュアたちの新必殺技ロイヤルラブリーストレートフラッシュ（ややこしいなｗ）によって撤退するレジーナと浄化されるジコチューという結末になるのでした。パワーアップフォームは翼が生えるだけだけど、ザブングルはいないようなのでよかったよかったｗ
歌がレジーナに届かなかったと落ち込むまこぴーに、心を震わせていたように見えましたわとフォローする亜久里。わりと亜久里はガチンコ志向でこういう外堀埋めるような方策に対して懐疑的なフシがあるのが子供っぽいところでもあるのかなぁ。
次回はありす回で五星麗華再登場。なんか宇宙にまで行くようだし、しかも麗華にロゼッタの正体ばれてそうな予告だったので非常に気になる。
