ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

長時間に短時間

いろいろやらなきゃいけないことが山積していたので、長時間ゲームも出来る例会に短時間だけ参加してきました。といっても4つほどゲームが出来たので十分満足。

  • バケツ崩し

マストフォローのトリックテイキングで、自分の前に積み重ねられた5色x3個ずつ15個のバケツを崩さないようにがんばるゲームです。最初の手札を見てバケツをピラミッド状に積んでいくのですが、これがなかなか曲者。ゲームが進めば手札も変わっていくので気がつけば下のほうに積んだバケツを取らなきゃいけなくなったりして、一気に崩れたりします。仕掛けたい人が上家だとどうにかやばい色を回すのですが、その前に別の人が崩れちゃったりしてままならないことも。2も出てて、そっちは積むバケツが10個になってるようです。

出した食材カードをなんとなく記憶してピザを焼くゲーム。ピザ釜にトッピングを放り込んでいき、時折レシピも放り込みます。そして山がなくなったら放り込んだ順番にカードをオープンしていって、レシピカードが出たときに必要なトッピングがそろっていればそのレシピが焼きあがります。足りなくても、手札で補充できるなら完成させられます。
トッピングが5種類(うち1種類は自分のメイン食材)、レシピが8種類あって、なかなかカラフル。作りにくいレシピをいつ放り込むか、手札にどんなトッピングを最後まで残しておくかなども勝負の分かれ目になりますな。記憶してても放り込まれたレシピでトッピングが残ってなかったりするままならなさがいい感じです。ボーナンザもそうだけど、こういうのを初心者に勧めて裾野を広げたいなぁ。

  • 王への請願

久々にやったダイスゲーム。最初は3つのダイスをふって、出た目の組み合わせで職能カードを取っていって、最後にもっとも多くのぞろ目を作った人が勝利になるゲーム。手番のダイス確定までの間に何枚でも能力が使えるルールでやったので、よくやってる手番のダイス確定までに1枚しか使えないルールよりは大味展開になるけど初プレイの人も居たのでそれで。ダイスの数を増やせる能力とダイスの目を変える能力に大きく分かれているので、振れる個数増やしながらコントロール系で使い勝手のいいものをとるようにしないと勝てない。
まぁゆるいルールだったので思わず勝っちゃいましたが、一回やればルールはさほど難しくない(多少能力を把握しておかないと展望がつかめないけど)のでやりやすいゲームではあると思うなぁ。確か絶版しちゃったんだよなぁ。

  • カードカソンヌ

カルカソンヌのカード版かと思いきや、デザインの意匠に風味があるだけで、結構読み合いだましあいチキンレースの味付けが効いてるゲーム。4色の列に得点方法の違うカードを出していって、取りたいタイミングで1手番に1回だけコマを配置してその左側を取ることができます。もう一巡待てばよかったかもしれないけど、そうしたら別の人に取られてたかもしれないというジレンマでなかなか決断力を試されます。
1ラウンド4枚の手札と1回のコマ配置とサクサク進む。ラウンドの最初に出すカードは裏向きに出せたりとか、そのラウンドだけで得点になるもの、ためていけば今後のラウンドで得点できる可能性のあるもの、ゲーム終了時に高得点になるもの、裏向きに配置されたもので10点になるものなど得点方法が多様でそこもなかなか悩ましい。
カルカソンヌとは全然違うので、別の楽しみが見える良ゲーでした。