ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

帰ってとっとと寝た

不意の呑み

 水曜日はいつもどおり定時に上がってカミヤに飲みに行こうとちょっと集中して仕事をしていたら後輩から呑みたいとの誘いが。定時に仕事片付けてたところで気づいて返事をしたらあれよあれよと話が進んで4人でカミヤで飲むことに。
 その後カミヤに来たことのなかったやつも参加して5人で飲む。もともと誘ってきた後輩がこの4月から新卒で働き始めてていろいろ吐き出したかった様子。私もアドバイスしたり逆に不幸自慢しちゃったりして楽しい飲み会であった。
 そういえばいつの間にかカウンターにヒゲ一号が来てたらしく、帰り際にこっちに先帰るね~と来たところで一号(友人)二号(私)三号(後輩)のそろいぶみを初めて見たと言われるw
 メンツ的にはいわゆる裏方の同じ部署の面々だったりしたので近づいてくる夏の話とか、やはり仕事がどうのという話とか、ゲムマが近いのでゲムマの話とか、別荘欲しいという話からボドゲ部の定宿が箱根なので噴火が大変だとか、PTAにあるラノベが禁書にされた話から今なろうでハマっている作品の話までダラダラとくだらなくも楽しい話のできる飲みだったのでした。
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予算が膨れる

ゲムマ注目作

 今週末はゲームマーケット2019春が開催される。私は土曜日だけ行こうかなと思っている。前回は仕事の都合で行けなかったので一箇所だけ買ってきてもらったけど、今回は行けそうなので調べたらほどほど良さげなものがあったので予約して、それを受け取りに行くって感じだけど。まぁ受け取る前に会場回って衝動買いもあるかもしれないけどね。

 いきなりゲームじゃない。専用プレイマット好きなので欲しい。
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 秋は行けなくて買えなくて再販のときに購入。今回は予約した。
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 秋に行けなかったのでこの春の第二版を予約。前の航海の時代も第二版から入手できたのでそういう運命。
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 正体隠匿系ゲーム。童話って正体隠匿ゲームとの相性良い気がする。
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 3年ぶりの新作。アイマス系ゲームの老舗。
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 モノポリーやいたストっぽいパネルすごろく系ゲーム。
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 ナショエコの第三弾が間に合ったらしいので買う予定。買えなくても外部で買えるようになるだろうけど。
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 とまぁ、注目作で予約したもの(予約やってないものは当日手に入れる)のゲムマのリンクだけ張って今回はおしまい。実際にプレイしたらレビュー書きましょうかね。

珍しくゲーム攻略

For The King

 先週にちょっとだけ書いたSteamで配信中のローグライク。週末にイージーながらも初クリアしたのでちょっとした備忘録としてゲーム概要と(イージーだけど)攻略のコツをまとめてみようかと思う。

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シナリオ選択画面

どんなゲーム?
 ヘックスで区切られたフィールドを探索してクエストを解き明かしたりダンジョンを踏破したりしながら選んだシナリオの目的を達成する。というのが基本概要。
 選べるシナリオはいくつかあって、一番上がいわゆるメインシナリオのフォー・ザ・キング(ちょっと前までは王のためにと訳されていた)。この他にも北の大地や海を冒険したり宝探しのためにダンジョンを探したりマルチプレイ用のシナリオもある。どれもイージーでも歯ごたえがあるので繰り返し挑むことになる。ちなみにフォー・ザ・キングをイージーでクリアするのに20回以上プレイした。
 ゲームを進めるとロアというポイントが貰える本が手に入ることがある。クエストボスを倒したりダンジョンボスを倒すともらえることが多い。このポイントを貯めて、秘密のしシチュエーションをクリアするごとにラインアップの増えるロアショップでジョブやゲームに登場するアイテムやイベントなどを開放することができる。

キャラクター
 攻略に参加する人数は最大3人(減らすこともできる)で初期は鍛冶師、狩人、学者、吟遊詩人の中からジョブを選んでパーティーを組む。と言ってもキャラごとに順に動かすのでてんでバラバラな方向へ移動しても問題は(無くはないが)無い。
 キャラクターのステータスは常に表示されていて、物理防御、魔法耐性、回避、攻撃力(白なら物理、紫なら魔法)、力、活力、知能、感知、才能、速度、運。大きくHPと薬などの消費アイテム、所持金、インベントリ、詳細情報、HPバーの左にレベルと経験値バー。右上のヘックスは聖域で忠誠を誓うとその恩恵を得ることができて、死ぬと聖域が身代わりに壊れて一度だけ死を免れる。左下のパイプは非常に重要でアップグレードすると薬の効き具合が良くなる。例えばカミノトイキはパイプ0のときはHPを15しか回復しないけど3になると60回復してくれる。もう一つ重要なのが名前の上にいくつかあるヘックスはフォーカスといって、使うことで成否判定のマスを1個埋めてくれる。全部埋めれば100%になるのでうまく使う必要がある。
 力~運までのステータスは大体の場合それがそのまま確率になっていて、武器の命中率は剣やハンマーが力、弓や刀が感知、楽器が才能、杖や本が知能となっている。他にもフィールドで腕試しとか探索とかでも使うステータスが違う。レベルが上っても変化するのはHPと攻撃力や耐性の基礎値だけでステータスは装備で変化する。ちなみにMAXは95。

冒険
 ターンベースドではあるけど基本敵は移動しない。1日は15ターンで昼10夜5となっている。一番左が今のターンで、右からドクロマークのカオスとアイコンの違う厄災が迫ってくる。一番左までくるとカオスは1段階世界が混沌に包まれ敵が強くなったり物の値段が上がったりする。厄災は特別な敵で、討伐されるまでそれぞれ異なる厄災を世界に振りまく。この2つはカルトの装置を動かしたりクエストをクリアすることでタイムラインから消すことができる。ダラダラとレベルアップに勤しむことはできない。
 先に書いたとおり1キャラずつ順に行動する。まず移動力がランダムに決定される。最初はだいたい最大5。移動したい先を選ぶもよいし、1マスずつ選んでもよい。イベントマスを発見すれば移動は止まるし、敵に奇襲を受けることもある。止まったマスでイベントが起これば強制的にやることになるか別のキャラに任せることにして去るかなど多種多様。敵のいるマスの場合そのまま戦闘するか奇襲をかけるかステルスでやり過ごすか一歩前に戻るなどの選択肢もある。
 フィールドはいくつかの地域に分かれていて最初は守護者の森にいる。大体の場合2つの街、いくつかの港、聖域や像といったプレイヤーを助けてくれるオブジェやいくつかのダンジョン、敵、敵のキャンプ、クエストの目的などがランダムに配置されている。フィールドには雲がかかっていて近づくと晴れていくし、探索されてないマスの枠には?マークの付いていて探索残しがないかは確認できる。すでに探索が終わっているマスでも時間の経過などでイベントや敵がポップする。
 ダンジョンは基本一本道で、入ったらクリアするまで出られない。基本は敵との戦闘マスだけど、イベントや店、罠、階段などもある。ストーリーを進めるにあたって必ずクリアしなければならないダンジョンもある。
 街で択一で受けられるクエストやストーリークエストをクリアしつつ次の地域に進んでまた新たなストーリークエストを受けて・・・とすすめて、ラスボスを倒せばクリアとなる。

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フィールド

戦闘
 戦闘は敵マスとの距離で他のキャラが参加できるかが決まる。敵にマウスオーバーすればどの範囲まで参加できるか見えるのでできるだけソロ戦闘は避けたいけど、敵に奇襲を仕掛けられてやむなくソロ戦闘になる場合もある。
 戦闘が始まるとタイムラインに速度の順に敵味方が並ぶ。奇襲をかけた場合かけたキャラが最初に1回行動できて、その後速度順に行動する。
 敵のHPバーの下には無効な攻撃や状態のアイコンが表示されている。スケルトンなんかはスタンや出血が無効だったり、ゼラチンはほとんどの状態無効がついている。ほかにも成否マスが全部成功にならないと攻撃を回避されてしまうだとかいやらしい敵もいる。
 武器とステータスの関係は前に書いたけど、貫通攻撃や範囲攻撃、スタンやフォーカス回復などの特殊な攻撃やスキルの場合マイナス補正がかかることがある。フォーカスは戦闘でも使えるのでここでもうまく使う必要がある。
 戦闘に勝てば戦利品を漁ることができて、基本的に倒した敵が持っていたものなどが手に入る。つまり人形の敵のほうが装備を落としやすい。アクセサリはそうでもない。

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戦闘

ちょっとしたTips

  • ヒーラーのスキルのあるアイテムを入手するか、ロアストアで薬草医を解除してパーティーに加えると冒険が楽になる。ヒーラーのスキルはカミノトイキ(HP回復)を全体回復にしてくれる。
  • 呪い、毒、酸、電撃、火傷、出血無効のあるアイテムをできれば全員が装備。呪いは街やマジョゴロシで解くまでいずれかのステータスが下がり、毒はしばらくHPが毎ターン減る、火傷と出血は戦闘が終われば治るけどダメージ量が大きい。電撃はショック状態になるとマスが1個必ず失敗になるけど治るの速め。酸無効はアシッド状態になると装備が1個ずつ失われることがある非常に厄介なバッドステータス。
  • 支援キャラにフォーカス回復や状態異常回復スキルのある武器を装備。魔法攻撃が通らない敵のときにフォーカスを回復するのは割と有用。状態異常は酸>ショック≧火傷=出血の順に早めの回復を。冷気やびしょ濡れはほっといてもまぁいいかな。
  • 編成はタンク、アタッカー、支援で初期ジョブなら鍛冶師(力、活力)、狩人(感知、速度)、学者(知能、才能)。()内のステータスを高めに装備する。
  • 武器はジョブのステータスにあっててなるべく成否マスの少ないものを。物理なら貫通攻撃があるもの、魔法なら回復スキルのあるもの。
  • 街のクエストボードでうけられるサブクエはなるべくならカオスを下げるクエをうけて、よっぽどいい装備だったらあり。
  • カルトの装置は-1厄災を選ぶ。厄災がなかなか見つからない事があるので。カオスはちょくちょく下げられるし、ライフは生命の泉を見つけたりイベントで回復できることを祈る。
  • 前半は特にお金がないので買うのはパイプのアップグレード>カミノトイキ≧万能薬=マジョゴロシ>装備。装備は敵ドロップで賄う。ステータスUP系より状態異常無効系をメインに。

おしまいに
 ローグライクなのでクリアできるまで、難易度を変えて、別のシナリオをと繰り返し遊べるゲーム。ただし、運要素をかなり感じるので我慢ができないときついかも。まぁローグライクで運要素なんてのは当たり前なんだけども。最初のシナリオをイージーでやる分にはクリアまで3~5時間、レベル10くらいだと思ってもらえればいいのじゃないかな。
 ボードゲーマーにとってはアンドールの伝説が近い。あれも時間に追われ、誰がどこで何をするかを迫られるヘックスマスのゲームだし。やったことがある人は似てると感じるのじゃないかな。
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ボドゲじゃないゲーム

最近やってるゲーム

 GWにまとまった時間が取れそうだったのとセールをいろいろやってたので(GW前にセールしてたものもあるが)なんかいくつかゲームを始めた。やめ時のわからないやつとそんなに新しくないけど時間がかかるやつ。GWあけの土日も休みだったのでそのへんをぼちぼちやっているのでちょろっとレビュー。

ドラゴンクエストヒーローズⅠ・Ⅱ Switch版

 GWセールで40%OFFだったのと6月でなくなるポイントとかもあったので使ってだいたい半額で購入。セールしないかなぁと狙っていたらセールになったので購入した。実はⅠの方はPS3でやったことがあるんじゃないかな?クリアしてない気がする。
 で、改めていろいろ調整が入ったりしているらしいので始めたが、この週末で主人公Lv20でドワーフの街まで進んだ。あと仲間になってないのがビアンカ、フローラ、マーニャピサロなのでドワーフの街でも誰か仲間になるんじゃないかな。
 DQHはタワーディフェンスと無双といった感じなので拠点を守りつつ増援の出る門を壊して中ボスっぽいの倒しきるゲームなのでレベルさえ上げれば割とゴリ押しもできるし、味方コインの配置の基本さえ抑えておけば割とサクサク進むので頑張ってクリアしてしまいたい。そしてⅡを始める。Ⅱはやったことないからw

For The King

 これは4月頃にSteamで半額だったんで買ってあったんだけどいわゆるローグライクなのでGWに時間とって始めようと寝かせていたゲーム。3人のキャラクターをそれぞれ操作してストーリーをクリアしていくんだけど、フィールドの配置はいつも変わり、カオスと呼ばれる厄災エネミーも何が登場するかランダム。ストーリーは変わらないけどその目的地とかの配置が代わるので、時にそのせいで難易度が上がったりする。ダンジョンは一本道なのでそこは多少お手軽感がある。
 グラフィックもかなりローポリチックな感じだけどセンスが良いのか古臭く感じない。3キャラ順番に手番がくるターンベースのローグライクRPGで基本死にゲーなのでここ2週間のプレイで20回近くゲームオーバーになっている。もちろん最初からなんだけど、ロアというポイントを集めるとロアショップでゲーム中に登場する便利なアイテムやオブジェクト、ジョブなどが買えるのでちょっと難易度が下がる気がするけどまぁ運ゲーの側面が強いので死にながら次は前回よりも先へと進めていくしかない。
 ちょうど今週辺りにSwitch版が出るという噂なんだが出たのかな?
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Low Magic Age

 D&D3.5版ベーシックルールからハクスラ寄りにフィートとかを調整しているある意味これもローグライクなゲーム。最初はArenaというバトルをするだけのモードオンリーだったんだけどアドベンチャーモードというフィールド(これは固定)の町や村やダンジョンを渡り歩いて一応クエストやメインストーリーのようなものがあって進めていくモードも搭載された。ただまだ開発中なので割と大雑把だったりするけど、有志の日本語化MODで快適にプレイできるのはありがたい。
 基本的にアドベンチャーモードは町や村でクエストうけてお使いしたり討伐したりしながらメインストーリーもあるといった感じで、速度を3段階ぐらいに調整できるけど時間がどんどん流れていく。逆にバトルになるとターンベースというかD&D基準のタクティクスバトルになって、懐かしきプールオブレディアンスのようなバトルで雌雄を決する事になる。
 ダンジョンは部屋と部屋が廊下でつながった見た目ローグっぽいけど部屋の中はバトルがあるかないか程度でローグみたいに部屋の中を歩き回ったりはしない。廊下は宝箱が落ちてたり罠があったりと簡易ローグのような体裁をしている。
 これは割と死なないゲームなんだけど、難易度調整で死ぬとロスト、全滅するとセーブデータが消えるモードなんかもある。設定で最高レベル20Lvにしているけどまだ5Lvなのでめちゃくちゃ強いモンスターとかは出てきていない。やばかったのは召喚したエレメンタルを敵魔法使いに魅了されたときが最高潮だったかな、今の所。
 開発が進むに連れて値段が上がってて今1010円。去年の夏頃から新バージョン出てないけど開発されてるのか心配ではある。
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簡単レビュー後編

GWにやったボドゲ

 前回ちと長くなったんで今回はなるべく短めに。前回までのところで一人帰ってついでに晩飯をたべてから早速重いものをw

テラフォーミングマーズ

 カンパニーありのドラフト無しでやったけどやはりカード引き運要素が強くなるわな。電力系だったので電力->熱->温度を効率よく回す作戦で行こうと思っていたのに電力系のカードをほぼ引かない。電力と相性のいい都市とかも引かない。コスト制限のきついのばかり来て1枚も取らない世代が3回ぐらいあったんじゃないかな。なかなか厳しい戦いだった・・・最後まくられて4位。まくったやつは終わって急いで終電で帰宅。

テラフォーミング・マーズ 完全日本語版

テラフォーミング・マーズ 完全日本語版

クアックサルバー

 4人になったのでこのゲームを。セット4で初めてやったんだけど青(ルビーの上なら価値の点数が入る)やつが運ゲー苦手な私の手元にくるくる。もうここ5年位の運を使い果たしたと思われ。黄や紫もわりと強いと感じるセットだったけど、青を鬼引きできたのが大きいなぁ。いや、ここで使い果たすならテラフォマに3割くらい運を回してほしかった。

クアックサルバー 完全日本語版

クアックサルバー 完全日本語版

ダイスフォージ・リベリオン

 翌朝吉野家で朝定食食べたあと早速ダイスフォージの拡張リベリオンの女神の迷宮をやる。女神の迷宮を進むのと、その関連カード、ダイス面などの拡張で女神の祝福ダイスもあってこれがなかなか射幸心振幸心を煽る感じ。戦略のハマったやつが200点超えるゲームとなりなかなか良拡張だと思った。女神の迷宮進めるのでダウンタイムが増えたのがちょっと気になるところではあるけど。巨人の反乱はプレイインタラクト多めのようなので今度やってみるかな。

ダイスフォージ:リベリオン 日本語版

ダイスフォージ:リベリオン 日本語版

イマジナリウム

 やってみたかったのでリクエストしてプレイ。自分は不思議工場の製造助手で主任を夢見る技師(実は夢の中)という設定なのかな。自分の担当したのが爺さんだったんでその年で助手?となったのは言うまでもないw
 ベルトコンベアで流れてくる壊れた機械か黒炭を選択、自分の機械を稼働、選択した機械や黒炭をコストを払って入手、2つのアクションを実行というのが大まかな流れ。手に入れた機械は最初は壊れているので直して自分の工場においたり、分解して素材だけ取り出したり、工場の機械を合成したり、助手の助手を雇ったりと様々なアクションを組み合わせながら20点を目指す。割とオーソドックスな建設系のゲームでとっつきにくさはないし、独特な世界観とコンポーネントがマッチしてていい感じ。計画とイニシアチブの関係なんかもよくできているし、助手のコストと効果の関係もちょうどよい。ちと機械の合成のところがわかりにくいと思うけど慣れれば納得なのでそこはしょうがない。リプレイしたくなるゲームだった。

イマジナリウム 日本語版

イマジナリウム 日本語版

マジカル☆ベーカリー

 いわゆるダンジョンオブマンダム系の装備削ぎ落としてダンジョン潜るというテーマが魔法を削ぎ落としてパンを焼くに変わっているゲーム。最初2点持ってて、1点支払うとバックレることができる。ちなみに2回パンを焼くのにしくじると店をやめさせられるというブラックパン屋である。パンを焼くのはパンごとに決められたダイスの目を出す必要があって、魔法で目を操作できるんだけど、このパンは焼けないと除外したときに1個ずつ魔法がかけていくのでまぁ手持ちの魔法ではなかなか。ちなみに誰ひとりとしてパンを焼ききることができずに終わりましたw

まじかる☆ベーカリー

まじかる☆ベーカリー

マジカル☆ベーカリー~わたしが店長っ!~

 テーマは自分の店にバイトやバイトリーダーを雇ってオーブンを設置してパンを焼く割とまっとうな建設ゲームになったんだけど、テーマのブラックさはあまり変わってない。オーブン拾ったり盗んだりバイト引き抜いたり悪い噂流したりと、バイトは捨て石感覚なブラックパン屋であることには変わりなかったのでした。拾ってきたオーブンを盗まれ、盗んだオーブンを使っていたバイトをそのオーブンごと引き抜かれるなんてムーブもほんとに起こるようなゲームでした。ルール間違いをしてたけどテイストの面白さとちゃんとしたゲームになっているところと偉い人を相手にするバイトリーダーの存在が勝敗を決するというゲームでしたわw

まじかる☆ベーカリー〜わたしが店長っ!〜

まじかる☆ベーカリー〜わたしが店長っ!〜

 と、ここまで。その後飲み屋で反省会。個人的に初プレイのゲーム多かったので非常に満足度の高いゲーム会だった。泊りがけでリプレイしないで次のゲームってやると種類回って満足度につながっている気もする。プチプチ合宿って感じ。

簡単レビュー前編

GW中にやったボドゲ

 前回はGW中に見た映画の話だったので、今回はやったボドゲの話。

マイ・リトル・サイズ

 そのタイトルとパッケージイラストからマイ・リトル・ポニーと大鎌戦役を混ぜるというなかなかアバンギャルドなことをしているなぁと思っていたけど、実際にルールを読むとファミリー向けに大鎌戦役を落とし込んでいるというふうに印象が変わって、実際にやってみると、あ、これ、大鎌戦役だわとなるゲームでした。
 ワーカーとメックがいなくなりキャラクターが勇者として二人に増えていたり、それぞれの国やプレイヤーマットで能力差はなくなっている。資源も宝石とリンゴになり、戦争はパイ投げ合戦(やってることは一緒だけど)に置き換わっている。
 大鎌戦役では最終的に支配地域や民心などもお金に換算してその量を競っているけど、星章に代わるトロフィーを8種類のうちから4つ取ったプレイヤーの勝利となる。4つ取るプレイヤー複数の場合は民心に代わる友情を比べ、それも同じなら所持資源の量を比べるので、4つのトロフィーはマストとして友情の高さが勝敗を分ける感じ。
 最初に配られる個性カードとパワーアップによって移動と生産が強化されるので大鎌戦役ほどではないにしろ個性が出てくるので戦略に合わせたパワーアップも可能。探索ダイスによってランダム(ある程度は選べるけど)に資源やクエストがばらまかれるので自分では振りたくないけど振らないと資源は枯渇するし、上述の友情を手っ取り早く稼ぐには対戦相手に資源をわざと渡すなんてことも必要なのでなかなかままならない面もある。
 サイズ/大鎌戦役は重いし難しそうという向きにはマイ・リトル・サイズをやってみるのもいいと思う。

マイ・リトル・サイズ 完全日本語版

マイ・リトル・サイズ 完全日本語版

こねこばくはつ

 いわゆる負け抜け系のバカゲーで、ルールは簡単、仔猫を引いたら爆弾処理できなければ負け抜けという感じ。いろんな特殊能力を持った猫が登場するけどできれば山札はめくりたくないし、うまく処理したら惹かせたいヤツのところに埋めるとかそういうことをして最後まで生き残る。人数減ってダレるかなと思ったらそうでもなく壮絶な殴り合い(手札の削りあい)が始まるので割とサクッと終わるところも手軽でいいかも。

こねこばくはつ 日本語版

こねこばくはつ 日本語版

なかぬきパラダイス

 受注した案件からどれだけ中抜きできるか私腹を肥やすゲーム。案件は7億~20億で中抜きカードは1~5億。選ばれた案件に対して秘密裏にいくら中抜きするかをプロットして一斉にオープン。案件予算額を超えていなければ出した中抜きカードを点数(というか中抜き額)として手に入れることができる。超えていた場合、一番大きな額の中抜きをしようとしていたプレイヤー(同じならスタピーに近い方)がひっかぶって出した中抜きカードを失ってしまう。そうじゃなかった人は手札に戻し、案件に参加しなかった場合は3枚山から引ける。まぁ単純だけど読みあいというかルールのちゃんとしたところに比べてのゲームの設定がひどくていい。

なかぬきパラダイス

なかぬきパラダイス

ミステリウム

 ディクシットの非対称性協力ゲームといった趣の、マスターである幽霊から提示される絵から容疑者、凶器、犯行場所を推理していって真犯人を見つけるというゲーム。マスターの負担が大きそうではあるけどやってみたら楽しそうではあるかな。最初にどのプレイヤーの容疑者がどの人なのかを当て、そこを当てられたら現場、そこを当てられたら凶器と段階を追って推理していくんだけど、個々に絵が提示されるので足並みは揃わなくていい。推理チップを置くことで最後の真犯人あてのときに開示されるヒントの枚数が増えるなど、自分の推理だけじゃなく、ほかプレイヤーの推理があってるか間違っているかも提示していかないといけないのに推理時間3分、6ラウンド(7ラウンド目までに真犯人を当てられないと負け)しかないので感性を働かせる必要がある。時間が決まってるのでセットアップのスピードにもよるけど1時間弱で終わる推理ゲームなのでこれもリプレイ性は高い。霊能者と幽霊どちらをやるかでもまた面白さが違うと思う。

ミステリウム 日本語版

ミステリウム 日本語版

 とりあえずここまで。残りは明日~。

三昧だわ

GWに見た映画の話

 昨日の日記ではGWを一気に総ざらいしたので、今日はその中でGWに見た映画のネタバレ無し感想をば。

シャザム

 DCヒーローの中でもどちらかというとコミカルな側面の多い作品で劇場も笑い声が聞こえたし自分も笑ったので良いコメディーでもあった。それでも主人公は両親がいなくてグループホームを転々としていて母親を見つけ出して会いたいというような感情がトラブルを引き起こす14歳の少年だし、グループホームで新しい兄弟姉妹になる面々も一癖も二癖もあるし、ヴィランの鬱屈とした人格形成も家族由来だったりとか物語のシリアスなテーマに家族が置かれている。それでも見てくれ2,30代で中身が少年というギャップだとかいろいろ挟まる小ネタでシリアスになりきらない所が良いところだとも思うけど。スーパーヒーローをネタにしたバトルやら活躍やらもいろいろパンチが効いてて面白かった。気軽に見られるファミリー映画かなと思う。
wwws.warnerbros.co.jp

アベンジャーズ/エンドゲーム

 一転してシリアスが続くMCUアベンジャーズ最終章。初っ端からどうすんだこれってところから始まって、ヒーローたちが集まっていくうちにどんどん物語が収束していくのは本当に気持ちがいい。サノスというスーパーヴィランはインフィニティ・ガントレットあってこそだよなぁとなってしまって、もう少し圧倒感は欲しかったけどそのへんは個々の感じ方かもしれない。物語のクライマックスはインフィニティ・ガントレットラグビーなんでちょっとコミカルさもあるのよね。一応風呂敷はたたまれるので今後のMCUを引っ張るスパイダーマンとガーディアンオブギャラクシー、それにスピンオフのブラックウィドウと楽しみなので一段落ついた心地。
marvel.disney.co.jp

ルパンレンジャーvsパトレンジャーvsキュウレンジャー

 略しても長いルパパトキュウはVシネクストのイベント上映で、金曜公開で見に行ったの月曜なんだけどパンフ難民になりました。滅べ転売厨。それはさておき、ルパパトもキュウレンも本編が面白かったからこその混ぜても安心な物語運びで、ギャングラー、ジャアクマターといった悪の組織もまだ残党が暗躍している世界観は便利だな。そしてどいつもこいつもキャラが立ってるし、なぜか全員揃って20人いるし(一人多い)、ロボ戦もあるし限定じゃない最強フォームにもなるし、女子会?だし、ED爆笑だしで大変満足な作品でした。BD買うかねぇ。
lupin-pat-kyuranger.jp

名探偵ピカチュウ

 個人的にはネタ的に見ておくかという気持ちで見に行ったこのGWでのダークホースだった一作。割とちゃんとポケモンの世界観で話の筋もしっかりしてるし映像的にもちゃんとしてるし全然ネタ映画じゃなかったという感想になった。実写版ドラゴンボールの数万倍ちゃんとしている。公式もネタにしているおっさんピカチュウも途中で気づくけどなるほどだし、登場するポケモンたちもいろいろ面白いし、ポケモンバトルもあるし控えめに言って良作だった。気軽に見に行けて実は良い映画だったはシャザムもそうだけどいい出会いができた気がしてちょっと上がるなぁ。
meitantei-pikachu.jp

 今年のGWも豊作であった。ユーフォニアムとかも悩んでいるんだが、今週末は土日休みだしいい席とれたら見に行くかな。