ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

バクマン

同名漫画の実写化映画。キャストが発表された当初は神木くんと健くんの配役が逆じゃないかと私も思ってたんだけど、フタを開けてみれば違和感なかったし、どっちも役者として非常に上手なので入り込めたのも良かったのかな。あとは亜豆役の小松菜奈とか、ライバル漫画家たち、編集者なんかも実力派で安心。
内容はかなり換骨奪胎されていて、あとから原作読み返してみるとなかなかうまい再構成の仕方だなと。キモとなる最高と亜豆の約束あたりはキモに据えつつ軽く流した感じで、最高と秋人、エイジや編集、福田組との関係のほうがメインという感じだった。だからかあの娘もあの娘も出てこないのでわりと男臭いかも。
そういう切っちゃったところがお気に入りだと物足りないと感じるか、主題の最高亜豆の純愛が薄いのをどう取るか(すごい印象的なシーンが有るんでいいと思うけど)って感じかなぁ。人間ドラマ系の原作もの映画として面白かった。