ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

アオイホノオ 3話

ニチアサがないけど今季はこれのレビュー書いてるんで日記長い。
今回は負の焔が目白押しで原作も読むのが一番つらかったところ。特に高い道具を買ってきて満足しちゃうところとか、真っ白な紙を前に何もアイデアが出てこないところとか。そしてベッドに転がる。でも、ここで折り合いつけて何かを描き始めちゃうともうそこで終わっちゃう気がする、そこが上限じゃないと信じながらそこが上限になっちゃったりするので困るよなぁとか考えてた。コミケ前のこの時期に・・・とつぶやいてしまうぐらいはw
その頃庵野は黙々と安い計算用紙にアニメを描いているんだけど、その横で赤いきつね食ってる山賀の清々しいことよw
実写版の津田ちゃんはなんかもう小動物チックで可愛い。原作の津田ちゃんはもうちょっとボーイッシュという感じでまたそれも可愛いのだが。そして、ポカリを飲み、お好み焼きを焼き、8mmを見て、アイデアを聞くとか焔がどんどんリア充になっていきそうでならないのが、この時代のこういう人種の特徴だよなぁ。
アニメポリスペロでOP集を見ているくだりは今でも私は焔と同じような見方かなぁ。時々は庵野や赤井のような見方をすることもあるけど。山賀は全くわかってないので清々しいw
庵野たちがコアな情報を持っている理由を岡田斗司夫がTLで解説してくれていたが、学外での人のつながりが焔には全くない。だから他人にも全くないと思っているのだろう。
結局CMを撮るという課題は不参加する焔だけど、出来上がった作品を見ながら「こいつらは先を行ってるかもしれないが、上を行っているわけじゃない」ってセリフが、炎の転校生の高野の「毎日300」という必殺技に対する滝沢の「今日から400」という言葉だけで必殺技を無効化する屁理屈を即座に連想してしまった。いや、この屁理屈は自分が前に進み続けるためには大事。その間にもとん子さんとイチャイチャするしなw
だけど、庵野の作品を見てその屁理屈さえも危うくなる自体になるわけだけど、柳楽くんの顔芸がもはや極まってて、目を見開く、口をあんぐり、時々ニヒルな細い目とか原作で見せた表情に瓜二つを演技してみせるのがすごすぎる。
また漫画を書く方向へ戻る(冒頭のきっちゃんとの会話が伏線になってる)みたいで、ここからまた一段とダメな焔モユルを見せつけられるのだな。ユースホテルの美人は誰だっけか?