ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

かぜたちぬるを

まぁ日曜日に風立ちぬを見に行って来ました。ネタバレ無しの感想をちょっと。
まず懸念していた庵野の声優としての実力やいかにの部分は、裏切られなかった。少年期は別の声優で、青年期に変わったところでその演技の落差に愕然として以降は、ちょと気になりながらも慣れていく感じで、下手は下手だけど、慣れちゃえばこんなんだろうという感じ。ダメ絶対音感がないことが幸いしたというか。
話は割と淡々と進むんだけど、映像の切り替わりが多い印象で、地味な進行と裏腹に忙しい場面転換といった印象。夢も頻繁にあるので混乱することもありそうかな。
かなり大人向きの、宮崎駿のいつもの生命賛歌。恋愛物でもあるし、飛行機物でもあるけど、飛行機がまともに飛んでいるシーンは少なめ。どのエピソードも結末はぼやかされているような印象もあって子供は難しいかねぇ。
話の流れ上かなりこみ上げてきたりしたし、EDはずるいし、さほど嫌悪感を抱くようなシーンもないので鑑賞後感は悪くなかった。まぁ今、この夏に見るのにいい映画だと思った。
日曜日のスケジュールはニチアサ->家事としたく->昼飯->風立ちぬ->実家->晩飯食べて投票->帰宅して選挙速報という流れだったんだけど、なかなかつかれた。帰りの電車は寝てたんで、昼寝の代わりはできた。
選挙の結果については投票率がかなり低いのも残念だが、これだけしか民意は反映されないんだなというちょっとした焦燥と、山本太郎や渡邉美樹が当選していることに暗澹たる気持ちでいっぱいになっている。それでも一方の民意も等しく反映された結果だからしかたがないとするしか無いのだけど、眠腫党の残した3年間と同じような、もはや何をしていたのかわからない、余計なことした記憶しかないなんていうことを6年間やられたらどうしたもんかなと思うばかりだ。