ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

どうなんだか

先週水木金と今週火曜日はお出かけ仕事で、ほとんど自席に居なかった感じですな。どの日もあまりいい天気とはいえず、雨に降られた日もあって鬱陶しかった。
さておき、このところまたぼちぼちとボドゲを買っているという話はしているんだけど、昨日はケイラスマグナカルタが届きましたよ。つい先日ケイラスを落札して手に入れたばかりだというのに、見つけたもので即ポチリ。サムライカードゲームも手に入れて、明日には届くのでそれも楽しみなのである。
自作ではBLACK COMPANYを修正しつつ、鉄道ゲームのテスト版もデザイン中。将棋盤と同じ9x9マスの中で線路を引き、駅につなげ、列車を走らせるゲームになる予定でございます。とりあえず線路と駅のタイルはできたので、他の地形タイルとか、特殊カードとか、ボードデザインとかしていこうかなといった感じ。

ケイラスの建設要素を抽出して、各プレイヤーごとに同じカードのセットを持って、建設したり生産したりするゲーム。いくつか削ぎ落とされた要素はあるし、ショートゲームもあるけど、それほどプレイ感は損なわれていないでむしろこのくらいでもいいかという気になる。
ショートゲーム(入門ルール)は弁護士や教会がないので邸宅やら建て替えがなくて、名誉ある建物も道ではなく自分の前に立てるといった違いがありますが、ほんとにサクサクプレイ出来るようになるので入門にはいいかも。行政官(監督の役割もある)もいないので、足の引っ張り合いも起こらず、かといって、自分の建物を使ってもらうと自分も得をするのでソロプレイ感も低い。プレイ時間は大幅に短縮できるのでこれはこれであり。
ノーマルゲーム(標準ルール)は名誉だとか布資源だとか削がれているけど、大本の雰囲気はケイラスに近く、手札から直接建てるというアプローチは、アブストラクトな感じだった本家よりも運の要素も混じって面白く作用している。ただ、プレイ時間はカード化されたりしても長い。本家へのステップにやっておくのもいいかなと思わせるし、分かりにくいところが削ぎ落とされたという印象なので、これはこれで完結して面白いかな。

  • サムライ・カードゲーム

これもまた本家サムライからの派生。ワンファン、ハバナ、ケイラスマグナカルタとこの手の派生好きだなぁ、俺。
街の周りを囲むように自分の影響力を配置して、烏帽子、像、田んぼのシンボルを取っていくゲーム。元がヘックスで描かれた日本地図だったのだけど、カードゲームは真四角なカードを使ってやるところが面白い。そのため船だとか漢字入りのチットだとかがなくなっている。非常に分かりやすくなったんじゃないかなぁ。
作画クニツィア先生だと思わせられるのは、たくさん取ればいいというわけじゃないこと。3勢力のシンボルのうち1つ以上でトップになって無きゃそもそもダメで、2勢力でトップならその時点で勝ち。1勢力でトップな場合は、トップじゃない勢力のシンボルの合計となるので、トップになることばかり考えて他の勢力おろそかにしてると勝てないし、まんべんなく取ってるとどれもトップじゃないことが起こるしと、ちゃんとしたジレンマがついてまわるところがらしい。
どっちにしろ4人プレイだったので、個人的にはカードゲームの方がまとまりがあって好き。本家にはちょっととっつきにくさを感じる。