ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

悩ましき週末

金曜日に、それまで私の胃を痛め続けてきたお仕事が一段落ついた。ただ、家のメインPCのHDDが1台エラーはいてるんで提出直帰を利用して秋葉へ。1TBが5千円台で買えちゃうんだものなぁ・・・安くなったものだ。ちなみにハトプリのボーカルアルバムも買いました。
土曜、日曜はどちらもこじんまりとしたプライベートなボドゲ会。土曜日はくにちー会、日曜日は某部署ボドゲ部定例会で、合わせて12、3個やったかな?まぁ疲れましたな、特に脳が。
くにちー会は昼から9時過ぎまで。砂漠を越えて、タージ・マハル、ペンギンパーティー、レスパブリカ、メディチ、ラー、深海に眠る宝、ツインズをプレイ。初めてやるのはタージ・マハル、レスパブリカ、ツインズの3つ。砂漠とメディチは超久々にやる感じで、深海は私の持ち込みでインストだけ。

  • 砂漠を越えて

砂漠をラクダの商隊で進む陣取りゲーム。カラフルなラクダのコマを置いていって、以後のように囲ったところが得点になるほか、得点チップにたどり着けばそれがもらえるし、オアシスにたどり着くごとに得点がもらえる。ラクダのコマは共通で使うので、人気のというか、競争の激しい色のラクダはどんどん減る。ゲームはどれか1色ラクダがなくなったら得点計算になるので、残り個数と必要な数を計算しながら商隊を進めていかなければいけない。
私はわざわざ人気の色で無駄手を使ってしまって、囲いきれないで終わってしまった・・・。変な競争心が出ちゃったのが失敗。

  • タージ・マハル

貴人や王様、象といったマークの描かれたカードでセリを行って、宮殿を建てて得点を競うゲーム補充できる手札が通常2枚、何もせずセリから降りれば+1枚、最後までセリに参加していると残った1枚しか手に入らないといいジリ貧な状態なので、ハンドマネジメントは重要。セリに死力を尽くして負けてしまうとかなり痛手を被るし、労せずして複数を手に入れる上手さが問われる。4人の貴人にそれぞれ特殊能力のあるカードがあって、うまく使えば有利に進められるんだけど、使いでのいいものは奪われやすいので、どのタイミングで手に入れるかもかなり重要。ほかにも建てた宮殿のつながり方などでも点が入るので、悩ましいことこの上ない。2回ほど事故ってセリに参加したのに何も手に入らず、苦しい状態で3位に沈んじゃったけど、これはなかなか面白い。

  • ペンギンパーティー

軽いのにこのいやらしさはクニツィアの真骨頂だと思う。一度も出し切れなかったのは初めてかも。

  • レスパブリカ

部族を集めて村を建て、さらに文明を集めて高得点を狙う交渉カードゲーム。肝の交渉が片言でしか行えないというのが面白くもありもどかしくもあり。自分が言えるのは「”何を””どうする”」だけ。その交渉に応じる場合も同じようにしか返答できないので、相手が欲しがっているもの、出せるもの、かぶっているものなどをその言葉から推理する必要がある。
同じ種族5枚集まれば村が建って、文明カードも引けるようになる。種族を集めつつ、文明も揃えていくんだけど、このへんにちょっと厳しいところが。先行されちゃうと手札の交渉的に有利不利が出てくる。村が増えれば引けるカード枚数も増えるのでさらに追いつきにくくなる。とくに止めたい相手が欲しい物を持っていそうなときは絶望的な感じになるかな。交渉の片言をもっと演じたほうが盛り上がるかな。異民族同士の会話ってのを表現するには面白いなぁ。

5色の荷物をせりでて煮れて船に積んで、商品価値を高めて得点を得るゲーム。セリに自分の点数を使うので、競り値のつけ方がポイントになるのはもちろん、積荷の数値の合計が高ければ貰えるボーナスや、色ごとのトップと次点に入るボーナスなど得点源と得られる得点を加味しないと勝てない。
セリの値付けがやはり分かりにくく、高い印象のプレイヤーと低い印象のプレイヤーが混じっていたせいか、得点の取り方に齟齬が出たかも。新版なので船のボードなんかはいいのだけど、円形の商品価値のボードにおかれた各プレイヤーの順位を示すコマがどういう順番なのか見にくいのが惜しいかなぁ。
最低相場が描かれている数字とかいうルールがあるわけでもないので、相場感がつかみにくいんじゃないかと思う。このへん以外はよくまとまった良質なセリゲーだなぁ。

  • ラー

ファラオ集めを捨てて中盤にナイルと文明で得点掻っ攫って、ラストは5種類しかないモニュメントで25点とって久々に勝てましたよ。

  • 深海に眠る宝

ダイスを振って出た目の片方の目だけ海に潜って、ブラックライトでタイルを照らして宝物を持って帰るか更に潜るか・・・という子供向けのパーティーゲーム。最初のうちに底までたどり着いたりしたのに、中盤から潜る前にコケる事象が連発したりして笑えた。地道にコツコツボーナスタイル手に入れないと勝てないゲームだなぁ。

  • ツインズ

ゲームの最初に配られた手札から2枚ずつ全4ラウンド分の勝負手を出していく変形ポーカーといった感じ。一番強いのが同じ色で同じ数字のツインズ、違う色で同じ数字のペア、同じ色のカードの数字の合計を比べるカラー、一番弱いのはブタ。
1ゲームが4ラウンドで、それぞれのラウンドでルールが違う。1ラウンド目は下から何人かが-2金、2ラウンドは上から2人が+3金、3ラウンド目は下から2人が4ラウンド目の参加権を失い、4ラウンド目の勝者が場にたまったお金を全部持っていく。
配られた8枚の手札に、1枚なら1金、2枚なら3金支払って手札を追加して、どう役ができるのかを考え、どの順番で出すのかを考え・・・と、悩ましく、決め手があるなら3ラウンド目は落とせ無いのも肝。誰かが破産するまでゲームは続くんだけど、それで冗長な展開になりそうな気もする。1ゲームは短いので、サクサク感はあるかな。


日曜日は某裏方のボドゲ部定例会。ワンフェスだとか仕事の繁忙期だとかが重なって3人だけだったので、びっちりと。プエルトリコ、ケイラス・マグナカルタ、サムライ・カードゲーム、サンファン、タルバ、ドミニオンをプレイ。

ちと中途半端に人の足引っ張ろうと頑張ってたら全然ダメなことになっちゃって、中盤で勝負が見えてきたのでいろいろ策を講じたら、私以外2人が同点。所持金差で勝敗が決しておりました。私も8点差くらいだったんでそこまでひどいことにはなってないけど、コーン一筋出荷型と、鉱山もちの建設形があまりにも順調でうまくいかなかった・・・。

標準ゲームでやってみたけど、どうしてもすでに建ってる資源の建物を建てるのに躊躇しちゃいがちのようで、資源が出なくてなかなかきつかった。ピンクの建物の2ドニエのやつがなかったので、資源が全種出ちゃう状況だったからかなぁ・・・。14の建物建てたけど負けた・・・やっぱお城仕事しないとだめだな。

  • サムライ・カードゲーム

3人だと心持ち調整が入っちゃって争いが1対1になりがちなのと、同じ色で角ができて村が出てこなかったりしがちだなぁ。やっぱり4人用に調整されている気がする。よく切ったけど、最初の手札でほとんどの侍が来ちゃって、涙目だった・・・。

ギルドホールを持っていたのでタバコとシルバー建てまくり、売りまくり。塔も建ててたので知事官舎なしのハンデを物ともせずに頑張って1点差勝ち。

初プレイが1人いたので無印で。やり方覚えちゃえばあとはカードの内容と、コンボなのですぐになれるけどね。最後に錬金術だけのドラフトをしたセットで遊ぶもなんかキツイことに。ゴーレムが面白いことに気づいて遊んでたら時間切れでノーゲーム。


1日は袋小路なんだけど行けても夕方で多分行けないので、遊び倒せてよかった。ただ、ドミニオン体験会と高円寺盤遊会がかぶってたのがちょっと悔しい。