ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

開放

富山西側旅行

 20年来の友人であるサークルメンバーと、金曜土曜の一泊二日で富山県の高岡、氷見、庄川あたりをぐるっと周る旅行に行ってまいりました。温泉旅館でくつろぐのが第一であとは富山の海の幸と氷見うどんが食べる食い道楽をするという感じで、観光はそこそこな計画。運転してくれる友人の泊まってみたいと言っていた宿をチェックして一番料理が豪華なコースで予約しただけで私はほとんど旅程には口を出さずに「いいね」するだけでしたわw
 いつもどおり八王子らへんに8時に集合して旅のスタート。中央道、長野道、上信越道北陸道を通って高岡近辺で降りて最初の目的地である氷見うどんの海津屋に付いたのは13時半でした。かき揚げざるうどんを食べてひと心地。ちょっと早くつけたので作戦を練る。この日はあとはもう瑞龍寺くらいしか予定に入れてなかったんだけど、時間があったら地酒の勝駒を探すかと言う話をして、まずは瑞龍寺へ。暖かかったのもあるけどどこも桜が満開で、車窓から桜を楽しみましたよw
www.kaizuya.co.jp
 金曜日というのもあって瑞龍寺は非常に空いてて、御朱印帳預けてからのんびり参拝。烏瑟沙摩明王というトイレの神様が祀られている前田利長菩提寺。伽藍の立派なお寺で、利長や利家、信長、信忠の石廟があったり、すっと背筋の伸びる禅堂があったり、人が少ないのと広い中庭のせいかものすごく大きなお寺さんに感じた。頂いた御朱印は烏瑟沙摩明王と韋駄天に本尊の釈迦如来の3つでこれまたなかなかいい御朱印でした。
www.zuiryuji.jp
 のんびりまわったけど人少なくてサクサク回れちゃったので、近隣の勝駒販売店をまわってみることに。一軒目はなかったんだけど本命の二軒目には特別本醸造四合瓶があったので羽根屋の生原酒四合瓶と一緒に購入。手に入ったらいいなぁと思っていたお酒がいきなり手に入ったので上々の滑り出し。ここまでいいお昼ごはん、いいお寺さん、いいおみやげ(酒)とパーフェクトな感じなのでこれは宿も期待できるぞと、宿までの道中にある道の駅とドラッグストアで部屋飲みのものを買ったりお土産の当たりをつけたりして宿へ。
www.toyama-sake.or.jp
fumigiku.co.jp
 泊まったお宿は鳥越の宿三楽園さんで、高岡から砺波に入って庄川の近くにあるちょうど桜がお出迎えしてくれるこじんまりとしたお宿でした。このご時世だからかちょっとお客さん少ないのかお部屋をアップグレードしてくれたらしく、庄川側の窓の外には桜が満開で夜にはライトアップされていました。ついてまず庄川のほとりの方へ散策に行き大きな杉の木が祀られている神社をお参りしたり、庄川の水記念公園からつながってる遊歩道を歩いたりして庄川の水量に圧倒されたり。ダムがあるのでこの水量なのよねぇ。
www.sanrakuen.com
mizukinen.com
 宿に戻って晩飯前にひとっ風呂浴びる。ほぼほぼ貸し切りの状態で炭酸鉄泉と炭酸水素泉を楽しんで移動の疲れを落としていざ食事。白エビ、ホタルイカ、のどぐろ、稚鮎などなどに舌鼓のうって、我慢できなくなったので勝駒の純米酒をグラスで頼んでしまいましたわ。いやぁ、それ単体でももちろん美味しかったんだが料理と合わせると絶品だった。特にホタルイカや白エビの唐揚げでキュッっとやったら最高だったなぁ。食事とお酒を楽しんだら部屋でちょっと翌日の作戦練りつつダラダラしてもう一度温泉入りに行って、道の駅で買ってきたお酒で一杯やって日の変わる頃に床についたのでした。
 翌日、朝風呂入って朝ごはんも最高で名残惜しくなるほど。この日は五箇山の集落を見に行く予定だったんで道路状況(雪の残り具合)を聞いたら全然さっぱりだったので庄川沿いの156を行くことに。まぁ前日もこの日も上着もいらない暖かさで桜も満開だったしね。まずは宿の近くにある庄川大仏。こじんまりしてるけど立派な台座に座った坐像があって、お隣と言うか同じ敷地に神社もあってちょっと神仏習合な感じになってました。
www.info-toyama.com
 庄川沿いの156は五箇山方向の左車線を走っていると覆道になったトンネルからずーっと庄川が見えて、時々向こう岸に渡る橋やダムがあったりしてかなり雄大な景色だった。庄川と別れて五箇山に登っていくと相倉合掌造り集落へ。白川郷と並ぶ五箇山の合掌造り集落はもう一つ菅沼集落もあるんだけどこっちだけ。帰りは五箇山まわって菅沼の横を走り抜けてちらっとだけ見たけど。まずはビュースポットまで300m約5分登っていって集落全体を観に行った。道や建物には雪は残ってなかったけど、棚田にはまだ1mほどの雪が残ってて白い棚田と集落といった感じに。ついたの10時くらいだったのでここもまだ空いててサクサク見て回ってもじっくり堪能できた。白川郷もいってみたい気持ちが強くなった。次は勝興寺に行くのでちょっと長い移動。156は堪能したので菅沼の方にまわって高速に乗って富山湾を目指す。
gokayama-info.jp
 富山には桜のスポットが70箇所以上あるとニュースで言ってて、ちょうど1日からライトアップが始まったりしてたもよう。車窓からもたくさん桜が見れて、高速降りて勝興寺に向かうところですごい綺麗な桜並木の通りを進み、そのとおりの途中で勝興寺に曲がる道があって、お参りしたらまたその道に戻ってきて延々と桜を堪能できたのがこの度一番の桜スポットだった。勝興寺もいいお寺さんで、瑞龍寺もそうだけど古い建物が多く残っているので補修をしているのを目にした。ここは七不思議があって一応だいたい見ることができた。どちらも前田家、加賀藩とのつながりの深いお寺ということもあってお武家様が逗留したりするのも前提になってる作りなのかなぁと。
www.shoukouji.jp
 いい時間になってきたのでお昼にしようと、噂に聞く富山の美味しい回転寿司にいこうと計画してたので氷見きときと寿しへ。やっぱりいい時間過ぎたのか結構な混雑。15番目の予約チケット取ってちょっと先にある古墳を見に行く。小高い丘のようになってて隣に老人ホームがある平地にぽつんと前方後円墳が。あたりが一望できて軽い運動にもなってちょうどよかった。氷見きときと寿しでは最初から白エビ、ホタルイカ、桜えびの三貫盛りから入って白エビとホタルイカの天ぷらなんかも頼んでネタの大きさに圧倒されながら旬のネタに大満足でした。
kitokito.jp
www.info-toyama.com
 おみやげを買いに道の駅氷見漁港場外市場ひみ番屋街へ。白えびせんべいホタルイカの沖漬けなんかを購入。道正昆布が見つからなかったのと、のどぐろの干物も悩んだんだけどうちには魚焼きグリルがないのよねぇ。オーブンで焼けばいいという気もしたけどグッとこらえる。そのまま山の中に入っていって指崎温泉 湯の里いけもりの日帰り温泉へ入る。ナトリウム塩化物泉なのでとぅるっとぅるで美肌の湯といった感じ。先週あたまの治りかけの痔にもよい。すっかり癒やされて帰路につく。
himi-banya.jp
 最初に寄ったSAで道の駅で見つけられなかった道正昆布と今週のおやつに食べる白エビおかきを買ったりして、晩飯をどの辺りのSAで食べるかちょっと相談したり、事故で通行止めになっているのがどうなるのか様子見したりする。でもまぁ結局どこも通る頃には渋滞は解消されちゃってて走るのはスムーズだったんだけど、お昼がまだお腹に残っていてどこで食べるか悩んでいたら、そういえばSAのめし処も時短なんじゃ?となって結局食わずに八王子まで戻って旅の精算。別れて帰宅の途についたのでした。
 移動中はずーっと桜を愛でつつな移動で、どこも混んでなかったし、温かいと言うか暑いくらいの陽気でトラブルも一切なくパーフェクトな旅行だった。これで一年以上旅行できてなかった鬱憤は晴らされたけど、すぐに旅行に行きたくなるのよねぇ。ボドゲ合宿もしたいなぁ。
f:id:Itto:20210404173554j:plain:w90f:id:Itto:20210405114944j:plain:w150f:id:Itto:20210405114959j:plain:w150f:id:Itto:20210403135211j:plain:w150