ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

忙しさに殺される・・・まではいかない

ゲムマボドゲ

 今年のゲームマーケットは11月24、25日の2日間開催。私は23~25日に仕事の展示会で出展/説明員をしているので参加できない。ちょうど一ヶ月前になったので予約なんかもだいぶ出てきたり早いものだと締め切られたりする頃で、悔しくてぐぬぬとなるけど良さげなものがないかは探してしまう。いくつかはショップ卸しもあるようなのだけど、やっぱりあそこにいって実際に手にとったり説明聞いたりがしたいんだよなぁ。
 そんななかで、これまでにゲムマで買ったゲームの中から2つちょっと紹介したい。1つはKeepdryさんの神機共鳴コア・コネクションでもう一つはA.I.Lab.遊さんの航海の時代だけど今年アークライトからリメイク版が出たのでそっちを紹介。

  • 神機共鳴コア・コネクション

 今度のゲームマーケットでは「翡翠の決闘」ってのが出るらしいのだけど、第二弾「暗躍のナブラ」の拡張なのか第三弾なのかはちょっとわかってない。なので第一弾「絶海のアトランティス」とその拡張と第二弾について紹介。
 いわゆるデッキ構築系ロボットものというグッとくる世界観。初期デッキでは量産機とテストパイロットに様々なイベントや武装を入手、使用してモンスターと戦い得点していきます。得点がある程度までたまると名前付きのパイロットやロボットに入れ替えることができてそこからさらに強いモンスターに挑んでいくことになります。
 ロボットの武装には射撃や近接、防御や特殊能力系など様々で、制限の中で武装を自由に選択することができるのも特徴で、パーマネントとして場に残り続けるカードが多いのはドミニオン系と比べるとずいぶんと印象が違います。コストの概念も最初はちょっと理解し難いところもありますが慣れてくると問題ない程度なので煩雑ではありません。
 世界観やストーリー的には協力関係にあって脅威に立ち向かっていく仲間同士なのですが、どれだけ世界を救うのに貢献したのか、誰がホントの主人公なのかを争っているようなものという捉え方で遊んでいますがw
 アトランティスもその拡張もまだ手に入るゲームショップもあると思います。ナブラはまだ現行品だと思います。ゲーム会などでも時々遊ばれているのを見かけるのでデッキ構築ゲームでロボットアニメ風のものがやってみたいならばおすすめです。
神機共鳴コア・コネクション 暗躍のナブラ

  • 遙かなる希望峰 航海の時代

 もともとはゲームマーケットで頒布されていた航海の時代と拡張をまとめてルールやコンポーネントを幾分整理したリメイク作です。原作?版は木箱に入っていてコンポーネント買いしたら面白かったので拡張やその後出たダイス版も買ってしまったくらいのお気に入りです。
 中心の母港の周りに寄港地が7(8)つあり、母港を経由するまで同じ方向にしか進めないというのが面白いところ。基本的には1、2歩の移動はノーコストですがそれ以上はコストが掛かったり、他の船がいるところに止まればそのプレイヤーに支払わなければ行けなかったりとアブストラクトならではのジレンマもあります。
 寄港地では産物を入手したり投資をして入手できるものを増やしたり、寄港地の影響力を競ったりします。一人8枚ずつ持っているチップを誰かが起ききったらゲームが終わって点数を計算したら終わり。収束性も良くてインスト込みでも1時間あれば終わる手軽さもいいところです。
 リメイク版では寄港地のカードが大きくなったり、母港が丸いタイルになったり、船がプラ製の帆船になったりとわりと良いリメイクがされていました。ルールも拡張の内容に海賊や長崎のルールなども足されていてプレイ幅は広がっていると思います。
 アークライト版は今年出たばかりなのでまだまだ入手可能ですしルールも簡単なので遊んでみるといいと思います。

遥かなる喜望峰 -航海の時代-

遥かなる喜望峰 -航海の時代-

 今回は簡単に紹介だけ。こういうゲームとの出会いがあるのもゲームマーケットのいいところなんだけど、今回はいけないんだぁ・・・悲しみ。