ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

箱ロボ

近年で一番ハマった戦隊は獣電戦隊キョウリュウジャーだったのだけど、さすが40th記念作品だけあって動物戦隊ジュウオウジャーは面白くて、キョウリュウジャー並みにハマっている。
こないだの日曜日にとうとうジュウオウキング、ジュウオウワイルドというか8個のキューブアニマルが合体してワイルドジュウオウキングになった。今回のロボはキューブ->アニマルに変形かつ、キューブが合体->巨大ロボという多段変形合体だったりする。多段変形合体はゴーバスターズ以来かな?んで、2体分のロボがさらに合体して超巨大ロボになるというギミックの面白さも見逃せないポイントだ。
戦隊ロボはドラマ本編ではキグルミが闘うので、いわゆる箱ロボ体型なことが多い。キグルミはプロポーション重視なのでDX合体玩具とはわりとプロポーションが違う。それでも昔は割とDX合体玩具も箱ロボ然としていたので、可動部の少なさとかを抜きにすれば劇中登場のままの玩具という感じだった。
ここ最近はこの箱ロボっぽさが低いロボが増えてきた気がする。遡るとニンニンジャーシュリケンジンはシノビマルやドラゴマルが複雑なのと、ロボが神輿に乗るというような意匠になっているので箱ロボ感が非常に薄い。これは覇王シュリケンジンも同じ。ゲキアツダイオーは逆に実にはコロボ感が格好いい。
トッキュウジャーのトッキュウオーは劇中はザ箱ロボって感じなんだけど、DXとか玩具はやっぱり箱というよりは棒なのでちと残念。まぁ列車なのでしかたがないけど。ハイパーレッシャテイオーやトッキュウレインボーは箱ロボならぬ弁当箱ロボなんでw
キョウリュウジンは合体が単純なのでかなり箱ロボプロポーションしている。ギガントキョウリュウジンになっちゃうとある意味箱ロボだけど積み木ロボ感と弁当箱感が強すぎる。
ゴーバスターズはどれもロボが複雑すぎて箱ロボ感は全く無い。まぁ作品的にロボットも格好良くスタイリッシュな感じにしたかったっぽいのでしかたがないかな。ただ、メカ->ロボ->合体の多段変形合体なのは最近ではここで止まってたのでロボに関してはかなり意欲的なんだよなぁ。
ゴウカイオーは合体前があまり活躍しない、ゴーカイガレオンから合体するためのパーツが出てくるだけって印象が強い。ゴウカイオー自体は箱ロボ然としてて格好いい。いろんな戦隊の力を借りて体の前面が開いてパーツがくっつくギミックはさらに箱ロボっぽい。豪獣神はメカ->恐竜->ロボの多段変形。ただし、カンゼンゴーカイオーが複雑で箱ロボ感なさすぎなのでもったいない。
遡るのはここまでにしてゴセイグレートはザ箱ロボなんだけど、肩の翼が個人的にあまり好きじゃない。グランドゴセイグレートは積み木ロボだしゴセイアルティメットは弁当箱だしって感じ。
箱ロボ感が薄れたのってマジキングとかからかなぁ。マジキングは格好いいけどね。
ミニプラのジュウオウキングとジュウオウワイルドは完全に箱ロボでプロポーションも理想的などっしり具合。DXがトーテムポールなのはまぁ自動的に変形するギミックとかあるからしかたがないけど個人的にはここ最近で一番ひどいとおもう。ワイルドジュウオウキングも延長線上なんだけど、玩具はやっぱり腕が貧弱な感が否めないかな。ミニプラは差替えで腕の見栄えパーツとかあってもいいなぁ。やっぱりこの重量感とプロポーションが両立した箱ロボスタイルは戦隊ロボの魅力だと思うのよねぇ。