ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

うららか

この週末は天気も崩れずちょうど花見日和だった感じ。もう少し暖かければよかったんだけど、土曜の昼間に花見をしたのでとくに問題なし。流石に夜はちょっと冷えたっぽいけど。日曜日は雨の予報が月曜にズレこんで土曜よりも陽も出てよかったんじゃないかな。せっかくなんで近所の公園を巡ってプチ花見して来ました。今日はそのおかげで雨。面倒だなぁ。
なんかちょうどアイカツ!の23話まで一挙配信とかやってたので、DQXをやりながら再度見たかった話をリピートしてみた。そんでちょっと思ったことをしたためておこうかなと。題してアイドル・アニメ考。
まずなんといっても「THE IDOL M@STER」通称アイマスは外せない。出自はアーケードゲームで後にコンシューマーに移植されて今日に至る。アニメ自体はアイマス2をベースにメインを春香、サブメインに千早と美希、それと各話にメインヒロインとしてアイドルたちが活躍するといった感じ。
メインストーリーは前半が半人前アイドルから成長していく過程を、後半は一端のアイドルとしての葛藤と成長を描いていて、ちと暗い展開もあるが基本前向きで楽しく明るい話だ。これはどのアイドルアニメにも当てはまるけど、やっぱり劇中の楽曲やダンスシーンなんかが一つ見どころになっているし、アイマスの場合はメインストーリーにサブの個別話が乗っかっているので、全体としても中だるみの少ないいいアニメに仕上がっていた。劇場版が楽しみだったりする。
続いて「AKB0048」は現在2期が放送中。アイマスや他の2つが仮想現代が舞台なんだけど、これだけは未来の話。AKBを扱っているけど基本は楽曲と名前くらいなもので、メインストーリーは芸能禁止の未来にAKB0048というグループが立ち向かうみたいな話。歌と戦闘はマクロスで培ってきたノウハウが活かされてて、大変気持ちが良い。個人的にAKB48自体に興味があまりないので負の感情も殆ど無く、楽曲についてもほどほどに新鮮で画像にマッチしてれば違和感もなく楽しめている。ただ、この部分がネックになる人達ってのはけっこういそうだなというのが諸刃の剣だなぁと。これもやっぱり成長物語なんだけど、反体制側としての芸能禁止に対する落とし所がこの先どうなるのかが注目どころでもある。
アイカツ!」もアーケードゲームからの逆輸入だけど、女児向けのカードゲームというところがアイマスとは違う。唯一ちゃんと見てないプリティーリズムに近いんだろうけど、非常に少女漫画な絵柄で見る人を少し選ぶかも。だけど実は中身はけっこういい。個々の話はいわゆる玩具販促アニメのフォーマットになっているんだけど、ストーリーラインの根底にはカレイドスターに似たものを感じる。メインはカードよりスポ根にある感じだ。
楽曲の使われ方も、ゲーム画面に近い3DCGを使った派手なもので、これは女児に受けるなぁといった感じ。メインキャラ三人に中盤から二人加わって(ゲームでのリリースに合わせて)物語も動いてきていい。お姉さま的ポジションの美月とか、元アイドルの理事長とその相方が誰(笑)なのかとかなかなか話も立っているし。今後どうなるのかがまだまだ注目。
ラスト「ラブライブ!」はいよいよ大詰めで王道展開中。原作は今や珍しくなった?誌上展開モノ(古くはガルフォースとかガンダムアストレイとか)で、先に楽曲やドラマCDなんかがあってのアニメ化。こっちもスポ根モノではあるんだけど、わりかし後半までメンバー集めモノという側面もある。楽曲やそのステージング描写は力が入っていて、AKB0048アイカツ!と同じようにCGを使っている。このへんやっぱり良くて、物語、楽曲、ライブシーンがグッと来る。もうすぐラストなので、終わっったらまた語りたいかもしれない。
先にも書いたけど「プリティーリズム」だけはちょっと時々しか見ていない。まぁやっぱりあの実写パートとかが個人的にイマイチだったのと、二期の韓国推しが受け入れられなかったのが原因かなぁ。基本は玩具販促アニメのプロットなんでナベシンとか関わってて面白い話もあるんだけど、アイカツ!でいいかって感じになっちゃったな。
総じてストーリーの盛り上がりどころで盛り上がる楽曲やライブシーンが来るとグッと来ちゃうねぇ。それはロボットアニメの盛り上がりどころなんかとも共通で、見せ方以外に楽曲の重要性も、アイドルアニメだからなおさら重要だと認識できて良いと思うのでした。