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ドミニオン iOS レビュー

ほんのちょろっとだけレビューしてみよう企画第一弾として、iPhone/iPodTouch/iPadでリリースされたドミニオンを紹介。
ボドゲを嗜む人にはドミニオンの説明は不要だけど、一応そうでない人にも興味を持ってもらうためにドミニオン自体の説明から。あまりにも説明が冗長だったので簡潔に書き換えてみた。
ドミニオンはデッキ構築型ゲームと言われるようになった最初のゲームで、現在では東方プロジェクトやNitro+などコラボレーションしたり、様々な亜種も登場している。2〜4人で遊べる。
基本カードの財宝(銅貨1金、銀貨2金、金貨3金)と勝利点(屋敷1点、公領3点、属州6点)と呪いカードに、王国カードの中から10種類を選んで場にセッティングする。
山札(デッキ)は最初銅貨を7枚と屋敷を3枚の状態で始まり、それぞれのプレイヤーごとのデッキを作っていくことになる。手札は毎回5枚。
手番は王国カードを出すアクションフェーズ、手札のお金やアクションで出た仮想のお金を使った購入フェーズ、その手番に使ったカードや残った手札をすべて捨て札にして、山札から新たに5枚の手札を引くクリンナップフェーズからなっている。山札から引けなくなったら捨て札をシャッフルして、新たな山札を作って補充する。
デッキ構築型ゲームというだけあって、全員で17種類のカードをカードのお金を使って購入し、デッキを作っていく。王国カードは10枚ずつしかなくいわば早い者勝ち。そして、17種類中3種類が無くなるか、属州のカードが無くなった時点でゲームが終了。デッキの中の勝利点カードの得点を計算して最も多い人の勝ちとなる。
まぁそういうゲームがiOSで出たわけですな。ここからはその遊び心地。まず、ネット対戦、Wifi対戦、CPU対戦ができるのと、拡張セットの内容はまだ無くて無印だけということ。iPhoneだとカードの絵だけでタップして拡大表示、さらに財宝と勝利点の基本カードと王国カードの表示を切り替えてプレイすることになる。iPadでは全部が表示されているけど、タップでの拡大はあるのでテキストは読める。そしてまだ日本語版はない。
タップ、フリックなんかの感じがカードを引いたり出したりアクションしたりって感じで雰囲気が出ている。CPUの動きもアニメーションスピード早くしすぎなければわかるので、瞬間移動でザクザクした感じよりもひょいひょいとカードが動くアニメーションが表示される方がプレイしやすい。シャッフルし直す手間とか、解決の順番を間違えたりとかが無いのでゲームもサクサク進んで、元々が早く勝負がつくのにさらにテンポよく進む。まぁスパイダの盗賊だのいるとちとたるみますが仕方なし。
ごく稀にCPUが手番中に固まって何もしなくなることがあるけど、Quitして再度NewGameすればいいくらい手軽にできるのでそれほど問題じゃない。CPUはわりと攻撃的な感じでアクション好きかも。中級レベルの強さなんじゃないかな。自分がいい勝負したりサクサク勝てたりのところなので、自分が中級だと信じてw
今んところ無料なので、拡張を200円くらいで順繰り出してくれないかなぁと思いながらだらだら何プレイもしてしまうのでした。
iPhone/iPad4人でプレイとかも、セッティングとか気にすることなくていいかも。
http://itunes.apple.com/jp/app/dominion-by-donald-x.-vaccarino/id447395574?mt=8