ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

バカ条例案

東京都青少年健全育成条例改正案が通ってしまいましたので意気消沈していますが、ここで声を上げていくのをやめては危惧していることが本当になってしまうので、施行されても骨抜きの条例で形骸化してしまうくらいのところへ落とし込んでいかないといけないと思います。警察官僚OBの手土産にも不足するような骨抜きさにすれば、損して特を取れるかもしれませぬ。
やはりというか、賛成派はこれが仕事なのでこれさえ通せればいいので非常に強力。しかも議論の場に出ない、聞く耳持たない、いくらでも主語を大きく言える、フェミ団体が勝手に露払いをやってくれるなど楽なことこの上ありません。
大して反対派の我々は、主語を大きくすることもできず、勢力が大きくなれば弱点も増え、足を引っ張り合う形にもなり、ゴールがばらばらなので一致団結しきれないし、これが仕事なわけではないので出来るところしかできない。
いくつかの主張があって、どれも正論だとしても、やつらは「で?」で一蹴して「…じゃないか。」「…だと世間の大多数は思っている。」と間違った反論しても痛くもかゆくもない。まぁ次回また議員になれるかは別にして、いきなり職がなくなるわけでもないし。
まぁこういう常に劣勢な立場で闘う羽目になったわけですが、闘いはまだまだこれからなのですけど。出来るだけ自分の出来ることを続けていきたいですな。
そう、ここでも思うところがあって、自分の出来る範囲で事に当たっている味方を、なぜ反対集会に来ないんだとか、交渉の段階じゃないから行動を起こしてないだけで準備に余念がない味方を、その間に別のことをやれと目に見えて動いてないのを非難したりだとかするんだろうねぇ。まずは出来ることをやれ。人も出来ることをやっている。やるために準備やタイミングが重要なものだってある。まず行動で弱点が増える場合だってあるのだ。味方を背中から撃つ真似だけは避けてほしいし、避けたい。
私には一声かければ目を見張る数の舎弟がいるわけでもなく、マウスクリックひとつで圧力がかけられる資産があるわけでもなく、ちくりとやれば震え上がらせられるほどのカリスマも人脈もない。
だからこうしてネットの上でだらだらこんな文章書いたりするくらいしか目に見えることは出来ない。でも、このバカ条例採決を危惧し続けることは出来る。時間が流れて霞がかかってしまっても、覚え続け、ときに声をあげ続ける。しばらくはそんなことしか出来ないが続けていくつもりだ。