ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

るろうに剣心 京都大火編

金曜日がファストデイということで勢い余って会社帰りの時間に席を予約して、るろ剣映画第二弾京都大火編を見てきた。
ネタバレ回避で前作同様1vs1の殺陣は従来の剣戟じゃなくアクション性の高い(武器カンフーアクションに近い)ものになってて見どころだった。その他にもワイヤーアクションは散りばめられていて、アクション映画としてはいい出来。
一方、世界観がちと狭い。なんか地理苦手な人の描いた日本地図のようで時間経過がすっ飛ばされるのもあってだいぶおかしなつながりに感じる。それと江戸も京も大通り一本に軒が連なってるだけに見えて、特に京都っぽさは町並みの描写からは感じられず。このへんはもう少し頑張って欲しかったなぁ・・・大火も大火に感じないというスケール感になっちゃってて。
今回から登場の蒼紫、操、翁なんかはなかなか良かったし、十本刀も数人以外は顔見せ程度だったけど雰囲気背負ってた。操の足技のアクションも見事だし、蒼紫vs翁は見どころ。だけど、映画を見終わったあとの感想はみんな口々に「蒼紫はただのイケメン○○だった(自主規制)w」ってなってて、前作の牙突を継ぐ感じ。
続編の伝説の最期編が楽しみだなぁ。
日曜日は夏のお祭りの直前集会。まぁ死なない程度に頑張るという誓を新たにするようなものでいつもどおり頑張って楽しめればいいのかなと。
終わったあとはいつもどおり飲み会。色々盛り上がったけどここに描くのは憚れるような物が多いので割愛。女性陣少なかったのになぜ腐った話になるのかねぇw
本当は一次会で帰るつもりがなんとなく二次会に行ってそこで激論を交わしてしまう。おかげで今日は喉がぼろぼろ。まぁ愛ゆえにの激論なんでいろんなことをまた考えるきっかけにもなったし、やっぱコミケ好きなんだなぁというのも再確認できたし。モチベーションは上昇。このまま本番まで・・・原稿描かなきゃ。

アオイホノオ 3話

ニチアサがないけど今季はこれのレビュー書いてるんで日記長い。
今回は負の焔が目白押しで原作も読むのが一番つらかったところ。特に高い道具を買ってきて満足しちゃうところとか、真っ白な紙を前に何もアイデアが出てこないところとか。そしてベッドに転がる。でも、ここで折り合いつけて何かを描き始めちゃうともうそこで終わっちゃう気がする、そこが上限じゃないと信じながらそこが上限になっちゃったりするので困るよなぁとか考えてた。コミケ前のこの時期に・・・とつぶやいてしまうぐらいはw
その頃庵野は黙々と安い計算用紙にアニメを描いているんだけど、その横で赤いきつね食ってる山賀の清々しいことよw
実写版の津田ちゃんはなんかもう小動物チックで可愛い。原作の津田ちゃんはもうちょっとボーイッシュという感じでまたそれも可愛いのだが。そして、ポカリを飲み、お好み焼きを焼き、8mmを見て、アイデアを聞くとか焔がどんどんリア充になっていきそうでならないのが、この時代のこういう人種の特徴だよなぁ。
アニメポリスペロでOP集を見ているくだりは今でも私は焔と同じような見方かなぁ。時々は庵野や赤井のような見方をすることもあるけど。山賀は全くわかってないので清々しいw
庵野たちがコアな情報を持っている理由を岡田斗司夫がTLで解説してくれていたが、学外での人のつながりが焔には全くない。だから他人にも全くないと思っているのだろう。
結局CMを撮るという課題は不参加する焔だけど、出来上がった作品を見ながら「こいつらは先を行ってるかもしれないが、上を行っているわけじゃない」ってセリフが、炎の転校生の高野の「毎日300」という必殺技に対する滝沢の「今日から400」という言葉だけで必殺技を無効化する屁理屈を即座に連想してしまった。いや、この屁理屈は自分が前に進み続けるためには大事。その間にもとん子さんとイチャイチャするしなw
だけど、庵野の作品を見てその屁理屈さえも危うくなる自体になるわけだけど、柳楽くんの顔芸がもはや極まってて、目を見開く、口をあんぐり、時々ニヒルな細い目とか原作で見せた表情に瓜二つを演技してみせるのがすごすぎる。
また漫画を書く方向へ戻る(冒頭のきっちゃんとの会話が伏線になってる)みたいで、ここからまた一段とダメな焔モユルを見せつけられるのだな。ユースホテルの美人は誰だっけか?