ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

酒を呑む

部屋を片付ける

 週末土曜日は昼から友人宅で日本酒を呑む会。私はいわきで買った太平櫻酒蔵の櫻浪漫と四家酒蔵の又兵衛いわき郷の四合瓶を持っていった。櫻浪漫はホントに純米大吟醸といった味で名前の通り華やかで飲みやすいお酒でした。いわき郷は純米だったのでThe米といった感じの味わいで、手巻き感覚で作ったトロたくとか買っていった柚子イカで完成といった味でどちらも良かった。
 実はちょっと早めに出かけて床屋に寄り髪を切ってさっぱりして予定よりも時間が早かったんで京王百貨店のMB階を見てたらエキサイティングスポットの菊家中村でたこわさとかアテに良さそうだなぁと見てたらお店のお姐さんに楊枝に刺したたこわさから何から5、6本どんどん食べさせられてもらってここでお腹いっぱいになるんじゃないかと思いながら一番美味しかった柚子イカを買っていったのでした。
 14時から22時までくだらない話を肴に美味しいお酒と美味しいツマミで大変幸せでした。家帰り着いたらちょうどシャワー浴びたら日が変わるくらいの時間だったので、酔の勢いに任せて寝たのでした。
 翌日曜日は7時に起きてホットサンド作って食ったりニチアサをプひろプリからミリマスまで2時間かぶりついたり、11時に前倒しになった男子ごはんまでの間にスーパーに買物いったり昼飯は簡単オムライスにしたりして過ごして、先週ボドゲが2個届いたのと、合宿のあとではみ出たボドゲなんかを片付けなきゃなぁと思ってたので、しまっているスツールを引っ掻き回したり、横置きにしてボドゲを詰めてるカラーボックスの棚板を抜いたりしてガッツリきれいにしまうのを試みたんだけど、結局ジッパーケースに圧縮したのが2つしまいきれなくてどうしようかなぁと思うなど。そのうちの一つがROOM25 2ndSeasonでなんかマニュアル読み返してたら久々にやりたくなったりしたのでした。途中片付けの手を止めて水曜どうでしょうを見たり、夕方は残り物でポトフを作って鉄腕DASHを見ながら食って、呑み会の翌日だから休肝日にしたのでカフェオレ呑みながら録画を消化して早めに寝たのでした。今度の日曜日も昼から夕方までアレのアレがあるなぁ。土曜日は引きこもろう。

アーケードゲームRPG

 最近レトロアーケードゲームがいろんな方法で手に入りやすくなって、ベルトスクロールものやシューティング、プラットフォームなんかが遊べる機会が増えたなぁと。そんな中、アーケードゲームRPGについてちょっと思うところがあって書こうかなと。基本的にはACのRPGアクションRPGが主体になりがち(インカム稼がないとね)で最近ではカードなんかに紐づけてサーバにデータを残すようなものもあったけど、元々はまぁ連コインしてなんとかクリアするものだったのよね。うまけりゃワンコインでクリアできるけどもなかなかそれは叶えられなかった。それとここで紹介するのはRPGの体を満たしているとは言い難いけど、アイテムでの一時的なパワーアップとかではなくある程度の成長要素(LVだとかHP上限だとか)だとか謎解き要素のあるものを独断と偏見であげていきます。

 たぶんACRPGの草分けトップバッター。60階建ての塔を登ってドルアーガを倒しカイを助け出す見下ろし型アクションRPG。ノーヒント(リアル口コミでの攻略が盛んになったのもこのおかげ)で各フロアの宝箱を見つけ出して主人公ギルをパワーアップさせていく。ギルの経験での成長というよりはアイテムでの成長だけど登場キャラや設定などが実にRPG。しかも各フロアの壁の配置は自動生成されて毎回変化するというローグライク風味もあったのがドルアーガの塔のすごいところ。
www.hamster.co.jp

 4人同時プレイ可能なアクションRPG。ACRPGの草分けはこれとドルアーガが代表と言って差し支えないと思う。これも見下ろし型のアクションRPGで鍵を取って次のフロアに進んでいくのも同じだが出入り口は複数あるしワープもあったりで謎というよりフロア進行の攻略がメインとなる。HPが時間経過とダメージで減るので道中の食べ物を取るか連コインして回復させるかというとてもマッチョなスタイル。キャラクターはファイター、ヴァルキリー、ウィザード、エルフと性能が違うキャラを操作することができるのも特徴。成長要素もポーションをとることで各特性値が上昇する。ジェネレーターを壊さない限り無限に湧き出る敵を薙ぎ払いながら進むのが後の無双シリーズを彷彿とさせる。ループゲームなのでエンディングはない(と思う)。

 横視点のプラットフォーム味の強いアクションRPG。フィールドは次の攻略地を選べるようになっていて、選んだところまで進むと各種特徴のあるダンジョンへ。基本はジャンプと剣による攻撃がメインで二段ジャンプや兜割りなどのテクニック、魔法のスクロール、薬による回復や上限の上昇などほぼ今までに続く完成されたシステムが搭載されている。ダンジョンは道中の雑魚やルームガーターと言われる中ボス、大ボスに登場するドラゴンがいる。特定のアイテムを持っていないと姫様が助けられなかったり、持ってることで姫様の露出度が上がったりする。ファミコン版ではもっとRPG風味が強くなっているけど一応全12面で以降はループするので姫様助けたのをエンディングとするかどうかって感じではある。
www.hamster.co.jp

  • アテナ・1986・SNK

 ドラゴンバスターと同じく横視点のプラットフォームアクションRPG。武器すら持っていないビキニ状態(初期攻撃はキック)で始まるという伸びしろしかないアテナは基本的に全身に装備を身につけていってそれを上位のものに取り替えていくことでLIFE(HP)とSTR(攻撃力)とHP(装備の耐久力)が成長していく。LIFEはおもにライフフラワーを叩き斬って出てくるハートを取ることで行う。装備で性能だけではなく見た目もどんどん変わるしもちろんパワーアップするのでRPG要素が感じられるけど謎解きはどこかに埋まってるアイテムを探し出して所持してなきゃいけない程度なので道中はズンズン進んでいくプラットフォームゲーム寄りではある。見た目に反して難易度が高いし必須アイテムがなかったりあるキャラを攻撃してしまったりするとエグいペナルティを食らうので心折られることもあるのよね。
www.hamster.co.jp

 プレイヤー席で使用キャラが決まっていたのが席の色だけでキャラは選べるようになった。難易度が上がったり隠し部屋があったりとマイナーチェンジ感は否めない。

 ドルアーガの塔の続編。128ルームを行き来して等から脱出するのが目的でカイとギルの両方を操作する必要がある。経験値での成長システムがあり主にカイはMPがギルはHPが増えていく。カイの魔法は謎解きに必要なほかカイ自身を守るためのプロテクションやギルのHPを回復するヒールなど結構な種類の魔法がある。成長はゲームオーバーになってコンティニューしないと経験値がMPやHPに換算されないので事実上ワンコインクリアは出来ない。クリアに必要な経験値を稼ぎ切って一度コンティニューすれば2コインクリアは可能。キャラ操作が2人プレイベースで作られているんだけど一応一人でもできる。たった2年でグラフィックがすごい洗練されていて見下ろし型だけどちょっと俯瞰になっているので立体的に見える背景やキャラクターがとてもいい雰囲気。もちろん超高難易度。
www.hamster.co.jp

 純粋なアクションプラットフォームだったワンダーボーイの続編でこれもわりと素っ裸で始まって敵を倒すと手に入るお金で装備を揃えると見た目も変わり、ヒントやアイテムを貰ったりとアクションRPG的な作りになっている。後にマークIIIに移植されたときにモンスターワールドと改題されてシリーズ名になった。アーケードゲームなので制限時間があって増やすアイテムもある。成長要素としては得点でライフ上限が上がったり、買い物の装備によって強くなったりする。会話をするのでこれまでのものに比べると文字での情報が多彩。ほとんどは買い物の会話だがヒントなども与えてくれるのでここにきてRPGの要素が満たされたとも言えなくはない。とはいえステージ(ラウンド)に分かれていてラウンド11のドラゴンを倒すことが目的。それまでに様々な仕掛けやアイテムが用意されている。
archives.sega.jp

 2人協力(海外の通信機能付き基板は最大4人)プレーができキャラクターごとに性能が違うモンスターランドよりももっとRPGっぽくなったアクションRPG。5ステージというか5つの大陸を渡って歩くという設定で、成長要素は装備によるところが大きいが会話やイベントなど今のアクションRPGの要素はかなり詰め込まれている。ACなので制限時間問題はつきまとうが、ちょっとひどいのは会話イベントなどの最中もタイマーは止まらないこととコンティニュー以外の継続プレーがないのでクリアするのにかなりの時間ノンストップで攻略するしかない。それでも魅力がいっぱい詰まっていてちょっともっさりした部分もあるけどきちんとしたストーリーや設定がゲームに活きている。
www.hamster.co.jp

 先述2作が横視点だったのに対してナムコはまた見下ろし型で攻撃や魔法だけでなくジャンプアクションもできるようになり二人協力プレイも可能になった。アクションは軽快だけど難易度が高かったり、8方向のアクションシューティングというイメージが強い。お金によって装備を買ったり器や本でHP、MPを成長させることができる。買い物だけではなく会話によるヒントがあったり、その書き文字が漫画の吹き出しのようになってて縦書きだったりなど随所に差別化が図られている。色々と詰む要素が残っているのが残念だけどそれを除けば上質なアクションRPGで特に2人プレイは楽しい(ハマって積みやすくなるけど)。
www.hamster.co.jp

 二人協力プレイが可能なクォータービューが特徴的なアクションRPG。性能の違うキャラクターを選ぶというシステムも根付いてきた感じで特徴の付け方も激しくなっている(性能格差があるとも言える)。ステージクリア型だけどクォータービューの箱庭のような繋がりのある部屋を攻略していくような感じで、設定もダークファンタジーで重々しくラスボス戦は非常に大変。キャラ性能的に足が遅いキャラはつらい。特筆スべきはやはりクォータービューだが、たぶん後のダークシール2とライトブリンガーくらいしかこの画角のACRPGは知らないかな。

 ちと長くなったので今回はここまで。このあとマジックソードやザキングオブドラゴンなどカプコン製のACRPGが登場する。それ以降も出はするんだけど1990年代まで紹介できればなと思う。