若きハン・ソロの活躍を描く小さな英雄譚といった感じで、SW的な宇宙戦争感はあまり出てなくてギャングだのなんかやばい黒幕だのそういうのが暗躍する時代の話。
個人的にはハンとチューイの出会いと親交とかがお気に入りで、メインの登場人物の多くはなんやかんやな感じになっちゃうので、この話ではチューイとミレニアム・ファルコン号が仲間になるのがメインだという割り切りも必要かな。
そもそも私はSWって割と壮大な設定の中でこじんまりとしたエピソードを積み重ねるジェットコースタームービーだと思っているので、ハン・ソロにはわりかし満足している。
これまで描かれてこなかったハン・ソロの若き頃ってのはファンが想像して楽しんでいただけのものだったのだけど、それに公式が答えを出したに過ぎない。しかも駆け出しのほんの数年間のことだけで、この映画の後どうしてたのかなんてのはまだ想像にお任せだし。