ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

心が叫びたがってるんだ。

原作超平和バスターズの劇場アニメ。ある理由でしゃべれない(わけでもない)ヒロインとそれぞれいろんな境遇ではあるけど、なかなか一筋縄じゃいかない面子が織りなす青春ラブコメ。中心は4人だけどとある高校2年のクラス全員の話でもある。
たしかにあの花のような感じでもあるしベクトルが違うようでもあるかなぁ。最初は主人公のヒロイン順にはあまり感情移入できないなぁとか思ってたんだけど、とある行動から自分の中学時代のとある行動とのオーバーラップで一気に感情移入はしちゃったんだけど、黒歴史を掘り起こしてしまった感じがして半分ダメだった。
話は青春モノのフォーマットを特に逸脱することもなく、ともすれば抑揚のない物語ではあったんだけど、それはピクセルも一緒なんだが起承転結にきっちり物語が乗っかっちゃってるからかなぁというところなんだな。逆にアントマンはいつものマーベルのフォーマットだったな。
面白かったんだけど、キャラ性とか意外性とかがやっぱり低くて、一番のあのシーンでカタルシスがドカンと来ないのがもったいないなぁと思ったり。エンタメなんだからアベレージよりとんがってるところが欲しかった。