ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

スマイルプリキュア 1話

アバンでいきなり変身した状態の5人が出てきたけどお披露目みたいなものかね。そのまま本になってあとのシーンに繋がるわけだけど。ちゃんと主人公の人となりを紹介。転校初日から遅刻気味、絵本好きでちょっと落ち着きのないタイプってのがよくわかる演出。そして淫獣キャンディーとの顔面ファーストコンタクトはプリキュアのお約束だよね。キャンディーはいつ語尾の「クル」が「ピカ」に変わるかどきどきしちゃうw
OPはものすごい良い。曲もいいし映像もキャラクターをちゃんと紹介してていいし、何よりワクワク感が。ピースのダブルピースとかあざとさはすごいものがあるけど、ビューティーの海ちゃんにしか見えなさがさらに。サニーもマーチも結構可愛いのでなんかいいねぇ。
Aパート。転入の挨拶に絡めてキャラ紹介。あかねの大阪弁?関西弁?が少し棒気味なのはまぁアレとして、そのあかねの行動も含めて上手いことプリキュア候補を紹介。ここでもやよいはあざとい。主人公のみゆきは典型的な前向きバカな娘で一安心。
学園生活も描いてくれそうな雰囲気があるのでそのへんにも期待しつつ、放課後の学校探検は人ッ気がいきなりなくなったのが気になったけど、まぁ図書館での演出上仕方が無いか。図書館の本を寄せて扉?が開くあたりの演出は小気味よかった。異世界の図書館?を通じて本棚を行き来できるという設定はこれからも使うんだよね?
敵の先鋒ウルフルンはケモナー歓喜の良いキャラ立ちで、笑い声のウルフッフッフは流行りそう。
みゆきの変身はピンチにハッピーワードで発動。1発の説明で理解して変身しちゃって名乗りまで上げるのは、プリキュアシステムにプログラミングされている伝説の技法なんだろう。基本的にブロッサムと一緒でパワーに振り回される感じのスタート。
変身だけじゃなく1話からバトルもあって、童話の設定にのっとって狼にはレンガの家と避難したら家がアカンベーに。そして必殺技を撃とうとして不発。出なかった->気合が足りない->気合は入れた、恥ずかしかった、の流れが秀逸で面白かったわ。
結局本当に気合が足りなかったのか、気合をキュアでコルに集中させるとハッピーシャワーが撃てて、珍しくちゃんと体力を消耗するみたい。そのうち慣れて消耗しなくなるんだろうけど。パワーは上がるけど戦闘のスキルまではインストールされないようで、やっぱりブラックとホワイトは最初からすごすぎだったんだなと思ったり。
EDはまた一段とすごくなったCGのダンス。最初から5人なので華やかなのもあるけど、曲も踊りも子供に向けて作られてる印象になったな。ハトプリの後期からこっち、ちょっと曲も踊りも難しかったんで、良いことかな。
次回はあかねキュアサニー。関西弁で自身も転校生だったらしくみゆきの良きツッコミ役になってくれるんだろう。サニーとマーチが加わると戦闘のバリエーション的に肉弾戦の華が出る気がするしね。
エンドカードは天地魔闘の構えw
いやぁ、1話の出来としては良いものでしたな。プリキュアらしいまとめ方だと思います。新しい視聴者にも優しい作りだなぁと。大友はワンパターンだとかの頓珍漢な批判をしてる奴もいるけど、プリキュアは卒業するのと新たに見始めるとのが2〜5年でまわってるんで、出だしは何ならテンプレな作りでもいいんだよね。そこでいかにうまく今回のプリキュアの色を出せるかだと思うし。