ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

少し古めの名作2つゲット

その日の朝、宝石商と万里の長城が届いた。とりあえずスリーブを買いに行く。そしてひたすらスリーブに入れる。どっちもカードゲームなんでそこそこ量があって大変だった・・・。スリーズはユーロスリーブの新しい奴。意外と品質がいいのかな?ただ、これまでのより1mm位大きいかも。大きさばらばらよりはいいけどね。
宝石商はバッティングゲームで、各自の前に置かれたカードに描かれた宝石かお金、イベントカード、宝石を1個払って2個もらうの4つのアクションのうち1つを同時に出して、バッティングしてなければそのアクションが自動的に成立、バッティングしてたらその2人で交渉、3人以上バッティングすると何もできないという感じで1ステージ6ラウンドを進めます。ステージのおわりに持ってる宝石やイベントカードの数でお金がもらえて、次のステージへ。3ステージやってお金を競います。
プレイの順番はアクションカードに描かれた順番なので、ダウンタイムが多少発生しますが、交渉が手持ちの宝石を価値と量の2つをベースにお互い出しあって決めるので、なかなか面白いです。イベントカードも意外と重要で、表向きのを取るか、裏向きのを取るかの戦略も必要になります。
決算時に4種類の宝石のそれぞれについてトップがお金を受け取れます。その時にその宝石を半分(切り上げ)場に戻すので、いつまでもガメてはいられないのもちゃんとバランス取ってて良い感じ。でも2ステージ目に場の宝石が枯れたりするけどね。
万里の長城はでかいドラゴン箱じゃなくて最近の操り人形とかコロッサルアリーナなんかと同じサイズの長方形箱。4箇所に壁を作ってその貢献度を競い合うゲームです。
1〜3点の壁、その列の貢献度を1に変えてしまう貴族、複数枚だと貢献度が跳ね上がる戦士、手番のアクションに数えないで出せる騎士、壁を乗っ取れる竜、全員が同じ構成の20枚のデッキを使います。
手番の最初に、列の貢献度が単独で一番高ければ褒賞がもらえます。自手番のアクションは2回で、手札から出すか、デッキから引くかだけ。手札から出すのは同じカードならば何枚同時にも出して良くて、列の右側に並べて行きます。このとき貢献度がトップでもダメで、一周して自分の手番の最初に貢献度がトップになってないと褒賞は取れません。
褒賞は列ごとに2枚ずつ置いてあって、最初に貢献度がトップの人は選んで取れて、2番目にトップになった人は余った方を取ります。2つの褒賞がなくなったらその列をクリアにして、また2つの褒賞を置いて新たな壁を作ることになります。
ちなみに、クリアになるまでは褒賞を壁の何処かに置いておきます。つまり、2つの褒賞が出るまではまだ得点にならないのです。しかも、取った褒賞の分がその列の貢献度から引かれる(マイナスにもなる)ので、よほどじゃないと2回同じ壁で褒賞を得ることは出きないようになっています。で、褒賞が置かれている壁は竜の被害を受けないので、貢献度の高いところに置いておくといいかも。
とにかく取りたい取らせないと白熱して手札使いすぎちゃって負けたりすると目も当てられないので、こっそりと安い褒賞のところでこそこそ低い貢献で稼いだりなんてことも必要になってきます。駆け引きよりも意地が勝ることもありがちなところが面白いゲームです。