http://d.hatena.ne.jp/n_euler666/20080715/1216148829
なんか見てて面白かったからちょっと一部分の方向性で突っ込んでみた。個人的な話学生時代にむさぼるように漫画読んでいたころ、比重は6:3:1で少女漫画:少年漫画:青年漫画だったと思う
作家性を始めて意識したのは成田美名子のエイリアン通りかなぁ。それ以降LaLaを買い続けてもう20年になるわけだが。色々意識してよみ始めると、買い始めた、買い続けた雑誌がここで一気に増える
LaLa、花ゆめ、りぼん、なかよし、ちゃお、別コミ、ボニータ、あすか(創刊)、Wings(創刊)・・・他にも散発ながらマーガレットやプリンセスなんかも買っていたかなぁ。結局はLaLaと花ゆめに落ち着いちゃうんだけど
Wingsはそのころまだ少女漫画ではなくかなりのごった煮。聖悠紀や佐々木淳子(某所で字を間違えた)、楠桂と大橋薫、こなみ詔子、高河ゆん、CLAMP、片山愁、道原かつみ、押上美猫、伸たまき(獸木野生)、神坂智子、内田美奈子・・・同人ぽかったりすごい個性的だったり。高橋葉介も描いてたかな
雑誌はほとんど少女漫画しかかっていなかったけど、単行本の収集は少年少女青年成年貪欲に手塚治虫や横山光輝からまだずいぶんと緩いヤオイ系のアンソロジーまで・・・基本自分の好きなものは何でも買ってしまう。そして全部読み、古本屋に持ってったり捨てたりしない、相当な量の(具体的に言うと引かれる冊数)単行本が種類も雑多に4畳半の部屋に積んでありましたなぁ・・・1畳半ほどが要塞のようになってましたよ
話が自分のことによれたので軌道修正。漫画家の系譜的な話
少女漫画SFの系譜は萩尾、竹宮はもちろん筆頭だと思う。聖の超人ロックは少年漫画なんだろうけど、少女漫画SFにかなりの影響を与えていると思うし、佐々木淳子、清水玲子、樹なつみ、日渡早紀・・・と深いSF考証とかスペオペとは違う少女漫画SFの世界を作っていったんじゃないかなぁ。河惣益巳や青池保子は少女漫画SFというより少女漫画ハードボイルドのような気もする。
島本和彦のアオイホノオで言うところのかっこいい絵柄でギャグをやる系譜ってのもあるのかなぁ。細野不二彦、高橋留美子、あだち充なんかがあがっていたし、毛野じゃない矢野健太郎とかみず谷なおきとかそれこそ島本とか。今でこそ8頭身で4コマギャグとかあるけど、島本同様やられた感はあったな。X(ペケ)の新井理恵やBBJokerのにざかなもそういう意味では少女漫画で8頭身(格好いい絵柄)でギャグとかなり衝撃的だった
バカ漫画のくくりに入れちゃえばそうなんだろうけど、北斗の拳はバカ漫画か?とかキン肉マンはギャグ漫画か?(スポーツ漫画か?)とかかっこいい絵柄でギャグのインパクトはすごかったわけだな。同じように少女漫画のSFのインパクトも個人的に強い衝撃だったんだけど