ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

少林少女

まぁネタばれはなるべくしないように、良かったところも悪かったところもあったけど比率は後者に偏ってるかも・・・
そもそもチャウ・シンチーはストーリーテリングがうまくないと思っているんだが、今回のはそこに人の手がはいってさらにごちゃごちゃしちゃった感じ。枝葉が伸びたい放題で選定されないまま、幹も先細りでどうしたもん買ってのが試聴後感かな
もともと少林サッカーとカンフー・ハッスルのセルフパロディなんだし、その方向で突き進めばいいのに余計な演出(必要のないキャラ設定)とか意味の無い伏線とか取っ払って、娯楽とアクションでOKだったのにねぇ
柴咲コウ、キティ・チャン、岡村は良かったです。中村トオルは先の余計な演出のせいで逆にキャラが薄味に、あんちゃんは要らないキャラになってました
ラクロス+少林拳の展開もはじけず、余計な演出の拳法格闘もスケール小さくてぐっと来ないままでああいう決着・・・幹になる話はどこ?全部枝葉の話でやっちゃってて主題も見えないしおバカでもシリアスでもないし・・・
柴咲コウの演技はさすが。岡村の天才的な身のこなしもさすが。少林ラクロスのシーンはもっと長く、ちょっと強いライバルからめた形で見たいくらいのギミック。やっぱりそこを幹にして話し作ればよかったのにとしか言えないなぁ
7人のマッハ以来の微妙な空気漂う作品でした