ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

活動報告とは珍しい

合宿初日のゲーム

 実は初日の夜に全プリキュア大投票が放送されていたので気が気ではなかったのと、そこからネタバレ踏まないようにSNSとかヲタ系ニュースまとめとかが全く見られなかったので二日目のスタプリも実況見てなかったりしたのよね。
 閑話休題、初日にやったゲームを軽く紹介。私はやっていなくて横で見てただけのもあるけど。

エクストリームス

 すごろく屋のストリームスが絶版になったりなんやかんやあって数字の最大値やら+7などのちょっとしたルール変更やゲーム性の違う2面ができたりした数字並べゲーム。ランダムに引かれる1~35の数字を25のマスにいかに多く連続して昇順に並べるかというゲームで、うちの合宿のオープニングゲームとしては定番。今回は最初が2でしばらくして1がでたり、10台の数字が12,15,16,18しかでなかったり、25,23,24の順で連続して引かれたりなど阿鼻叫喚でした。トップも80点を超えず、最下位は24点と散々でしたw

ミステリウム

 喋れない幽霊が容疑者、犯行現場、凶器を連想させる絵をプレイヤーである霊能探偵に提示して霊能探偵の人数分に絞り込み、夜明けまでに真犯人を当てるゲーム。連想させたい幽霊と同じ柄を見て全く違う連想をしてしまうということがしょっちゅうおこって物の見え方が違うというのを考えさせられる。まぁ相談できる探偵側はこれじゃなかったら嘘だろ~とか好き勝手いえるけど、幽霊はここを読み取ってくれ~という孤独な叫びを渡す絵の中に込めるしかないのよねぇ。

クアックサルバー

 何回も紹介しているけどさすがの名作。鍋に材料をぶち込んでいって、バーストすると購入金か点数のどちらかだけ、バースト前に止めれば両方が得られてトップはボーナスダイスまで振れる。ルールは簡単なのにチキンレースとバッグビルドの兼ね合いが絶妙で、バーストする確率は1/12のはず!とか言いながらバーストしたり、点数が引き離されると鍋底にねずみのしっぽが入って底上げされて追いかけやすくなったりとちゃんと色々考えられているのもよい。10/10に拡張が出るんだけど、合宿に間に合わなかったのが残念。

ナショナルエコノミー・グローリー

 拡大再生産型のワーカープレイスメントゲームで新要素として賃金のかからないワーカーの自動人形が入手できる建物がある。これまでがわりと洗面器ゲームだったのだけど、自動人形や点数カードによる建物の得点ブーストなんかで戦略の幅ができた。どのみち家計にお金は必要だし、資金繰りは建物の売却がメインなので公共の(共通で使える)建物が結構増える。後半家計が潤沢になってお金が回り始めるとゲーム展開が早くなるので収束も悪くない感じでさっぱりしたワーカープレイスメントではある。
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ダイスフォージ:リベリオン

 合宿では初日と3日目に動いたダイスフォージはどちらも女神の迷宮で。2つのダイスの面をビルド(鍛造という)していくゲームなので無印だと鍛造中くらいしかダウンタイムはないんだけど、女神モジュールは手番プレイヤー以外の割り込みが多くてだいぶテンポは悪くなる感じ。女神の迷宮や、女神モジュールの英雄の効果は面白いんだけど1.5倍以上の時間がかかるのはゲームの長さが気にならないくらいには面白いからまぁいいか。ダイスを振りまくるのは単純に楽しい。それが自分の育てたダイスならなおさらである。

宝石の煌き

 拡大再生産を体現したゲーム。宝石チップの重さが心地よいのはもちろん、宝石商カードを集めていくとどんどん価値の高いものが取れるようになってくるのが良い。このへんの割引というか固定資産というかその辺の感覚が理解しにくい人もいると思うけど、一度やれば次はさくさくである。合宿にはプレイマット(拡張にも対応)も持っていったのでやりやすかったんじゃないかな。

顧客が本当に必要だったもの

 例のネタ画像である木にブランコがついているプロジェクト要件をカードゲーム化したもの。ループする枝、複数の根本からつながる木、ブランコやらソファーやら首吊ロープなど元々がネタ多めの風刺画だったところをさらにひねってきている。毎回示される顧客からの要件を満たして得点にして、いかに「やった感」を得るかというのがゲームの肝で、合宿参加者はIT系の人間が多いので「コメントしか書き換わってない」「スペースが2つから3つになっただけ」「だめな拡張が入って収集がつかなくなった」などのリアルなツッコミが入る始末で盛り上がっておりました。
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ワンナイト人狼

 一晩で狼を1匹吊り上げれば村人の勝ちというごくごく単純化された人狼ゲーム。怪盗と占い師以外は基本特殊な能力はない。あとは狼同士がお互いを知れるけど、中央に2枚余っているカードに人狼がいることもある。占い師と怪盗の動きやカミングアウトで狼を探し出すのだけどもちろん確定させるのはこのあとの議論になるのでひとり狼だと潜伏強いなぁとなる。久々にやったけどちゃんとゲームになっているんで面白かった。この後晩ごはんたべた。いつもながらものすごい量だった。

アズール

 5x5のタイルの壁を完成させるゲーム。場から引き取り、自分の予定地に積み、規定数あればタイルの壁に送り込まれる。壁を作るときに連続して並んでる数で得点が入ったりするので誰がどの模様のタイルを狙っているのか、皿から取るのか中央から取るのか、余らせてマイナスを取ってでも取りに行くのかなど駆け引きも多い。出来上がった壁のタイルの揃い具合で最終得点が入るのでいかにボーナスに沿っているのかも大事。パズル要素高めだけどプレイインタラクトも程々にあるし見た目も美しい傑作。

狩猟の時代

 この頃しょっちゅうレビューしているけど合宿では初プレイ者も多いのでその反応が気になっていたが概ねというか基本的には好評だった。ワーカーの数が増えないのと発展に必要な素材も石貨入れて7種類のみでの組み合わせだったりと難しい要素がないのに奥深いワーカープレイスメントができるのが良いところか。自分のボード、狩場にすでに点数が見えているのでいかに自分のボードの点数を開けて狩場の点数を取るかというのが基本。そこに行き着くためにどの発展を優先してどこに小屋建てるのかといった戦略になっていく。合宿中に数回回っていたので好評だったのだろう。
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プラネットメーカー

 12面体の惑星に条件を満たすと住み着く動物をよりたくさん住まわせるために地形の描かれたタイルを貼っていくゲーム。同じメンツで2回やってて、1回目でなんとなく掴んだところで2回目真剣勝負だったんじゃないかね。すでに見えている動物たちの住み着く条件とラウンドごとにでてくる地形タイルのとり方を考えては見るものの、手番順の妙で欲しい物が来なかったり、あれを満たすとこれが満たされないなどのジレンマがあったりとある程度その時の万能型に組めるとどんどん動物が住み着く。ボーナスカードに引っ張られすぎると動物が全然とれないので、場合によってはボーナスは捨てて星を育てる必要がある。

たった今考えたプロポーズの言葉をきみに捧ぐよ。

 大喜利系の言葉つなげゲーム。ストーカーブラックとラヴァーズピンクの拡張が入っているので更に言葉のチョイスがカオスなことに。きみは~とか僕の~とか基本の言葉カードにいろんな落とし文句をつなげて、プロポーズされる一人に刺さる文言を作り上げるタイプなので、投票より相手が誰で何が刺さりそうかのチョイスが重要。あと真面目なキュンとくる方向かネタに走るかも空気を読まないといけない。だいたい珍奇な台詞になるので結局ネタ方向かな。

テラフォーミングマーズ・エリシウム

 盤面をエリシウムにしただけでノーマルゲーム。さすがに初プレイ者がいるのでヴィーナスやコロニーはなぁと。プレリュードは入れても良かったかなぁと思いながらドラフトありルールで。なかなか中断を攻めていたんだけど思ったようにイベントも都市建設系も引けなかったので開発が中途半端に。どんどんTR稼いで褒章と称号で5VPを3箇所も取ってたプレイヤーが最後に木星とコスト20以上プロジェクトをぶん回していたのにまくられてましたわ。カードVPが猛威を奮った感じだったなぁ。
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ボブジテンその1、その2、その3

 いわゆる言葉遊び系の雄。カタカナ語を使っちゃだめっていうだけで語彙力はガンガン低下するので面白い。というか、傍から見てると、それは日本語で言える言葉あるんじゃないか?と思うことがあるんだが当の本人の語彙からはすっかり消えちゃうのよね。その2のジェスチャーに至っては、ものや行動だったらいいのだけど心理用語とかだとほぼお手上げな気がする。レオタードならなんとかなるけどエアロビクスは・・・いや、どっちもできるが恥ずかしいだけかw

ベストアクト

 いわゆる「はぁ?」っていうゲームのプロダクト版。これもボブジテンなんかに代表されるコミュニケーションゲームのはやりの一形態。決められた言葉だけ使ってそれがどんな感情表現なのか当てさせそして当てるゲーム。1つ当てても1点だけど自分の当てさせればその分点数が入るので演技にも力が入るというもの。コミュニケーションゲームとして秀逸で、普段結構表情崩さない人とやると盛り上がる。これも恥ずかしがっちゃだめなやつ。

横暴編集長

 言葉遊び系でこちらは大喜利で投票で決まるもの。合宿では自分の本の隠れたタイトルめくるときにあらすじとか帯の言葉とかを一言添えてめくるというルールでやるので内容が想像できて、さらに周りからこうだああだと膨らませてくるのでどんどんタイトルへの想像が面白く膨らんでいく。これも合宿中結構回っていて、キラーワードが手札に来るとにやにやしてしまう人が多い。そして面白い本のタイトルがいくつも作られたのでした。
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ワイナリーの四季 ラインガウ トスカーナ

 拡張全部入りで、何故か深夜の人狼終わりから始まって、29時20分に終わるというよくわからない世界線の話に。まぁ持ち主が2日目に帰ってしまうのでやったという側面もあるんだけど、面白いし満足してゲームできたみたいだからいいかな。拡張自体はワイン造りの拡張だったトスカーナと人の拡張だったラインガウというイメージ。

マジカルベーカリー

 パンは焼けるが焼ききれるかは話が別だ。まぁ誰も焼ききれずに一度もパンを焼かなかったやつが買ったんですけど。これも人狼後の2時過ぎからに3時過ぎまでやってました。

アンロック

 今回はミステリーアドベンチャーとヒロイックアドベンチャーが3日間通して回っていました。アンロック自体初めてプレイするのもいたりとかしてこういうゲームもあるんだというのが知れるのはいいことかなと。アプリの入ってるタブレットが一台だったんで時折自分のスマホにダウンロードして遊んでるのもいた感じ。だいたい1時間で終わるんで時間が読みやすいというのもいいのかも。
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 今日は1日目のを適当に。ちなみに26本(26種類ではない)のゲームが遊ばれました。