ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

腰を落ち着けてやりたいよりは軽め

ボドゲレビュー

 ゲームマーケットで触ったゲームを中心に、ちょこっとしたレビューを。

プラネット・メーカー
 ゲムマで先行販売されてたんだけど持って帰るの大変そうだったんで帰ってきてからポチった。ゲムマで触った印象を。
 12面体ダイスをそのまま握りこぶしぐらいの大きさにした星に、五角形のマグネットに様々な地形の描かれたタイルを貼り付けていくゲーム。
 ゲームの内容は単純で、1タイルを星に貼るって得点カードを条件に合うプレイヤーが手に入れて1ラウンド終了。これを12回やって最後に個人目標点を合計して一番点数の高い星が勝ち。
 タイルは5角形なので5つの地形が描かれている。と言ってもだいたい2,3種類で星の上にどんどん貼り付けていって自分の星が出来上がっていくのは大きさも合わせてなかなか手応えを感じられる。ラウンドごとに条件にあった地形の数を数えるのがちょっと面倒だけど手番の大半は得点カードを取れるかどうかの確認でそこまでじっくり考えないでいい。実はこのへんはちょっとだけキングドミノに似ているなと思ったりもする。
 コンポーネントもなかなかキャッチーなのに意外とお手頃な値段なので日本語版の一般発売は来月後半だけど遊んでみて欲しい。

プラネット・メーカー 完全日本語版

プラネット・メーカー 完全日本語版

ソクラテスラ拡張版~死のプレゼンテーション~
 去年の終わりに現れた話題作の拡張版が早くも登場した。基本的にはワード組み合わせの大喜利ゲームのように感じるけどちゃんと数値的な優劣がつくところがゲームとして成り立っていてなおかつ面白いところだった。で、この拡張ではプレイヤー人数が倍(12人まで)になって、新たなルールが追加されている。
 先述した数値の優劣なしの大喜利で勝敗が決る聖杯が増えたり、新たな偉人の中には右腕のない(つけられない)偉人、左腕につける装備などグッとくる拡張が入っている。実は偉人が呼び出せない(右腕、胴、左腕が揃わない)ことも多かったんだけど、2版ルールや拡張が別の山になってて好きな山から混ぜて引けるなど改良点も多くて、トンチキな偉人キメラを召喚するという醍醐味は味わいやすくなっている。
 増えた偉人の名前の切り方、プロフィールの切り方が悪意面白に満ちてて、ルールに則って遊ぶのもちゃんと面白いけど、感想戦とかでトンチキ偉人をただただ生み出して笑うだけでも楽しい。

gamemarket.jp