ドリル帝国ブログ

ボドゲと映画とときどき旅行

カタン iOS レビュー

このところ頭痛が時々するのでなるべく早く寝るようにしている。そのおかげで孤独のグルメの夜食テロを食らわなくてすむんだが、実況垂れ流しつつ見るのも面白いんだよねぇ。特にこういう作品は。ピンドラとかあの夏みたいながっつり見るタイプのだと、実況はちと見てられなかったりもするけど。
さて、カタンiPhone版とiPad版(HD版)が別にリリースされている。これはTicket to Rideもそうなんだけど、どうせならハイブリッドで出して欲しいよなぁと。
カタンの簡単ルール説明。六角形の21マスで構成されたカタン島に開拓地を建て、道路でつなぎ、開拓地を街に大きくしていく。地形(と資源)は森(木)、平地(羊)、畑(麦)、荒野(レンガ)、鉱山(鉄)の5種類で、何も資源のない砂漠が1つある。その他にもカタン島の縁には港もあって、港に開拓地を建てると資源の交換が4:1から3:1や2:1になる。
手番ではダイスを2個振って、出ための合計の数字が書かれている地形マスから、そのマスの角に開拓地が建っているプレイヤーに資源のカードが1枚渡される。街ならこれが2枚になる。自分の手番に自分以外に資源が出ることもしばしば起こる。ちなみに合計が7の場合、最初砂漠においてあった盗賊を移動することができ、移動した先のマスからは資源が出なくなる。この時手札が8枚以上ならば手札を半分(切捨て)捨てなければならず、
手番プレイヤーとの間でカードの交渉が出来る。1枚以上ならばどんな有利不利のある交換でも可能。
手札の資源カードを支払うことで道路を引いたり開拓地を建てたり街にしたり、さらにチャンスカードを引くことも出来る。チャンスカードは騎士で盗賊をどかしたり、道を引けたり、資源を独占したりと様々な効果がある。
点数は開拓地が1点、街は2点、チャンスカードに1点のカードがあり、最も一筆書きで長い道の人に道賞(最初に5本に達した人に渡されるが、越えられると移動する)として2点、最も多くの騎士を出した人に騎士賞(道と同じで3騎)として2点。これらの得点が最初に10点超えた人の勝利。

アプリはiPhone版もiPad版もあまり安定してない気がする。ゲームはじめると落ちたり、レジュームすると起動しなくなったり。それは根本的なところなので置いておいて、操作性などはそこそこいい感じ。iPhoneだとちと見にくい時もあるけど許容範囲。CPUはレベルやスタイルが異なっているけど、総じてTOPには冷たい。まぁ実際のプレイでもそうだけど、明らかに伏せてあるはずの点数見えてる素振りも見せる。

三角交渉も普通にやってくるのでたぶん資源のカウンティングもしてるキャラが居るかな。明らかに出ない交渉をする場合もあるけど。交渉のインタフェースは箱丸版と同じなんで使いやすい。出目の偏りとか、資源の出や点数がどんな感じで推移しているとかも確認できる。安いときに買ったんでいいけど、450円は起動の不安定さから少し高いなぁと思ったり、古いバージョンだと縦持ちでもプレイできたのが最新版(今日現在)ではなかったりするので縦持ち対応に戻して欲しいなぁ。