きゅっとね
私のGWは5日で終わってたので昨日8日まで休みだったのに比べると休み疲れはないけど、充実してたので充実疲れはあるかもしれない。というのも日曜日は結構腰だの節々だのが痛くてスーパーに買物に行く以外は引きこもって過ごしてたのでした。
で、GW話の続き。GWのあらすじは初日29日はゼンキラセンパイジャーのvs戦隊映画を観に行ってから肉と日本酒で焼肉と日本酒に舌鼓を打ち、1日の深夜バスで一路金沢へ向かいついた2日は朝から晩まで駆けずり回って翌3日は高岡、富山をまた駆けずり回って深夜バスに乗って帰ってきたのでした・・・と言った感じ。
さて、4日の朝に戻ってきて早々に着替えだ満天の湯で買ったバスタオルだ何だを洗濯してだらりと時間まで過ごす。普段は近場の新宿でたてるんだけど今回は大物を持ってくるのが別の場所なのでその近くで場所を借りた。洗濯物も干し終わって一応場繋ぎ的な軽めのゲームをいくつかとゲームマットをカバンに詰め込んでお出かけ。待ち合わせの時間丁度に着く列車に乗ったのに車両点検で電車が遅れて遅刻というバツの悪い感じになったがまぁよし。なんせ場所が駅前ほんとすぐで立地はよし。今回は一卓会なのでこじんまりとしたスペースだったんだけど小綺麗で一卓で遊ぶなら十分な感じで何より安かった。
遊んだボドゲはテラフォーミングマーズ・アレス・エクスペディション、ハドリアヌスの長城、ギャラクシーねこのばしの3つ。ファイユームとアーク・ノヴァも持ってきてもらってたんだが流石に時間がやばいだろうということでアレス->ハドリアヌス(遅れてきたのが到着)->アレス->ギャラクシーねこのばしx2と言った具合。アレスじゃなくファイユームかアーク・ノヴァをやってたらギリギリか溢れるかわからなかったのでしょうがなし。
- テラフォーミングマーズ・アレス・エクスペディション:言わずとしれたテラフォーミングマーズのカードゲーム版。とは言え海タイルとかグローバルパラメータとかTRを管理するボードも個人ボードもあるのでタイニーテラフォって感じだけど。手番順プレイじゃなくフェーズプロット同時プレイなのでプレイ感はレース・フォー・ザ・ギャラクシーに近い。RFtGはリソースもカードだけどアレスはテラフォとほとんどリソースが変わらないので程よくプレイ感が混ざってる印象。チタンと建材はリソースではなく割引になったので増減させるのはMC、熱、緑で生産で湧くリソースにカードも追加されている。カードは重要でいらないカードは捨てればいつでも3MCにできるのでドロー能力のある建物や企業は強いと感じた。順番の決まっているフェーズプロットでドロー系のフェーズが一番最後なのが割りとキモで、ちゃんと計画立てないと手札という最重要リソースが枯渇して次のラウンドを迎えたりするので注意が必要だなぁと感じたなぁ。総じてプレイ感は軽めで本家に比べてプレイ時間も大幅短縮で良いダウンサイジングがされているなぁと思った良作ゲームですな。
- ハドリアヌスの壁:壁を建設してピクト人の侵攻を6年間防ごという紙ペンゲームなんだけどまずその紙が無数のチェックボックスのある2枚で圧倒される。ラウンド(年)のはじめにリソースである石や人(何種類も人がいる)を手に入れてそれで各セクションを起動する(チェックボックスを埋める)ことでまたリソースを得たり各パートのフェーズを進めたりと壁と街をどんどん発展させていく。そして全員ができることがなくなったところでピクト人が登場して左右真ん中の3箇所のいずれかに攻撃を加える。防げば点が、負けると負傷者(減点)が出る。これを6ラウンドやって最も点数の高い人の勝ち。シートのごちゃっと感に圧倒されるけど各パートに分かれてて左のシートは壁や兵士などの軍隊と主な得点ソースである4つの属性で構成されていて、右のシートは5つの市民とそれに属する街の施設と言った感じ。要素がめちゃくちゃ多いので12枚の自分のデッキ(1ラウンドに2枚引いて1つは追加リソース、1つは終了時ボーナス)を引いて選んだボーナスを鑑みながら育てる箇所を選ぶ感じになる。4つの属性を進めるために立ち回るのとピクト人を防ぐ歩兵隊(COHORT)をいかにうまく防げるように人員厚くするかというのが個人的に感じた重要度の高い箇所だと思う。4つの属性は特に最終得点の殆どを占める要素だし、リソースである人員を得るのにも重要だし、ランドマークをたてるのに相当頑張らないといけないので常に意識したほうがいいと思う。ランダム要素は運命カードと自分のデッキのめくり、両隣の展望の内容ぐらいでほとんどアブストラクトというかどうにかこうにか人をやりくりしてマスを埋める半分ソロゲーなアブストラクトな感じに進んでいく。この運要素が少ないのは運の総量の少ない私には向いているのでめずらしく勝てたんだけど。紙ペンゲームと言えばどちらかといえばランダム要素でリプレイ性を高めているといった感じだけど、これも少ないランダム要素でみんなの戦略が変わるので面白いなと感じた。
- ギャラクシーねこのばし:クニツィア先生のテーマが謎のゲームシリーズといえばいいのか、ネットミームの伸びるねこを題材にした記憶とセットコレクションのゲーム。得点になる4種類の猫の頭&しっぽカードと胴体カードをセットで集めるのが目的で、手番では山の上から1枚引いていずれかのプレイヤー(自分含む)の前に置くだけのシンプルなもの。だれの前にも3枚までしか置けないが同じ種類の頭&しっぽカードが2枚揃えばそれを裏返して(同じ種類の胴もあればそれも)自分の脇にどけることができて置ける場所ができる。誰の前にも3枚置かれたらラウンド終了で、UFOマークが一番多いプレイヤーの3枚のカードは自分の脇に置くことなくすてられてしまう。このとき青い猫を持っているプレイヤーはカードを1枚だけ脇におけるのでUFOマークを減らして難を逃れることができるかもしれない。神様ねこで自分の前を全部脇に避けられたり、得点にならない二足歩行猫を置いたりといった要素もありつつ山札がなくなるまでラウンドを繰り返して、終わったら脇に避けたカードを同じ種類の1組(頭&しっぽカード2枚)とあるならば同じ種類の胴をあわせて一組として組を作り、完成した組に使われているねこカードの枚数が最終得点になる。テーマはなんか奇天烈だけど内容はクニツィア先生らしいゲームになってて、程よい運要素とジレンマがミックスされた良作だなと感じた。ペンギンパーティーのようなパーティーカードゲームにちょうどいい。
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個人的にドクター・ストレンジはその頑固さから厄介事を引き起こす人というイメージなのだが、今回の映画でもそれが遺憾なく発揮されていて、しかもマルチバースの方々のドクター・ストレンジがそんな感じだったのである意味厄介なヒーローだよなぁと思ったり。
今回の映画はMCUのマルチバース路線を補強していく展開になっていて、エンドゲームが原因となりスパイダーマンNWHでそれが加速されてD+ドラマのワンダビジョンが大きく関わって引き起こされている。主題もワンダの行動原理や登場人物たちの心情などが折り重なってエンディングに向かっていくのでとかくわかりにくくなりがちなMCUのマルチバース物の中では割と話が整頓されている気がする。
マルチバース物なので多くのゲストキャラクターが登場するのだけどことごとくがことごとくなので観て確かめてほしいところ。引き続き登場しているウォンなんかは書庫番からソーサラー・スプリームになってさらに好きになったなぁ。今回もいい活躍するし。
予習が欠かせないMCUだけれども今回はドクター・ストレンジ1作目とエンドゲーム、ワンダビジョンの3作見ればとりあえずは理解が深められるかな。これ単体で見ても割りと大丈夫な作りではあるけど、私は基本全部見ちゃってるのでなんとも言えないなぁw
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劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM 前編 君の列車は生存戦略
サブタイ通り2部作の前編。内容もTVシリーズの前半、渡瀬が登場するくらいまでの総集編になっていて、TV版では消えてしまう高倉の双子が自分の物語を読んでいる格好で物語は進んでいく構成になっている。多分だけど後編の展開が前編のような割とそのままの総集編じゃなくどこかで分岐して結末が変わるのかなぁとぼんやり考察している。基本的にはTV版視聴が前提の劇場版なので万人にはおすすめできないけどやっぱりイクニ節炸裂の世界観は好きだなぁと思う。
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